世界初!? 「ピラニア釣り」イベントが東京品川にて開催決定!
「ピラニアフィッシング」のメインビジュアル。なんとも危険な雰囲気の漂う、標識のようなデザインだ。
Holiday Jack株式会社(東京都江東区)は、アマゾン(南アメリカ)の奥地から輸入したピラニアを釣るイベント「ピラニア フィッシング」を東京品川にて、11月23日~25日の3連休に開催すると発表した。
危険な魚「ピラニア」
「ピラニア」は、見ての通り鋭い歯が特徴。基本的に群れで生活している。
「ピラニア」は、主に南アメリカの熱帯地方である「アマゾン川」などに生息する肉食の淡水魚の総称。体長は小型種で15cm、大型種では60cmにもなり、鋭い歯を持っているのが特徴である。基本的には神経質で臆病な性格をしていて、川の中で身を潜めて生活している。しかし、血の匂いと水面をたたく音などに敏感で、興奮すると人や動物を襲うことのある危険な魚である。
ちなみに、ピラニアとは現地の先住民インディオの言語で「魚」を意味する「Pira」と、「歯」を意味する「Ranha」を合わせた、「歯のある魚」という意味。
「ピラニア フィッシング」とは
ピラニア釣りのイメージ。今回の釣ったピラニアは、キャッチ&リリースなので持ち帰ることはできない。
「ピラニア フィッシング」は、そんな危険な魚「ピラニア」を釣ることのできる釣りイベント。日本一都会にある釣り堀こと「品川フィッシングガーデン」(東京都品川区)にて開催される。
会場となる釣り堀「品川フィッシングガーデン」。品川駅から徒歩2分と好立地だ。
同イベントでは、ピラニア釣り、ピラニアすくい、通常の釣り堀を楽しむことができる。今回のピラニア釣りでは、釣り餌メーカーである「マルキユー株式会社」が開発したピラニア釣り専用の餌と、本場さながらの牛肉などの生肉を使用予定だという。それだけでなく、ピラニアのから揚げも販売する予定だというから驚きだ(税関審査を通過すれば食用チケットを販売開始)。参加費4000円、参加人数は先着1000名で、チケットの申し込みは、専用ページで現在受け付中である。ちなみに、釣ったピラニアはキャッチ&リリースなので持ち帰ることはできない。
開催にあたっては、南米アマゾンのジャングルの奥地より、100時間かけて1000匹もの元気なピラニアを輸入。釣りのエキスパートや海洋研究の専門家たちの協力を得て実験を繰り返し、安全に釣りが楽しめるよう対策を施しているそうだ。
エイプリルフールについた嘘が発端だった。
ちなみにこの企画、実は2017年4月1日のエイプリルフールネタとして発表された嘘の企画であった。いかにも嘘っぽい企画だが、同社は過去にも、珍肉だけを集めた「珍肉バーベキュー」、珍怪魚を食べる「珍怪魚を食べてみよう」、廃校を利用した「廃校キャンプ」など変わった企画をしていることもあり、信じる人が続出し合計5万件もの問い合わせがあったそうだ。
そのエイプリルフールの嘘で、「本件に関する問い合わせが1万件を超えましたら本格的に開催を検討させて頂きます」とうたっていたため、大反響を受けて今回の開催に至ったそうだ。
Holiday Jack株式会社の代表取締役である矢野智之さんが、アマゾンでピラニアを釣っている様子。
同社代表の矢野智之さんは、20代の頃に約6年間、100か国を超える国々を「ハンモック&ヒッチハイク」というスタイルで旅していたというユニークな人物。その際に訪れたアマゾンでピラニア釣りも体験しているという。
そんな稀有な体験をした矢野さんは、本イベントについて
「前代未聞の挑戦となります! 一生に一度の機会だと思いますのでご興味が少しでもある方は、是非勇気を持って挑戦しに来てください。忘れがたい経験となること間違いなしです! 」と熱い意気込みコメントをしてくれた。
通常は、テレビや図鑑などを通してしか見ることのないであろう「ピラニア」が、釣り堀の中にいると考えただけでもワクワクしてくる。品川の釣り堀から、遠くアマゾンへと想いを馳せながら「ピラニア」を釣り。まだ見ぬ土地の文化を味わってみてはいかがだろうか。詳細は以下の通り。(釣りに関連する記事:釣った魚がクーポンに!「熱海」釣りで地域活性。)
「ピラニア フィッシング」概要
日程:2018年 11月 23日(祝金)、24日(土)、25日(日)
時間:11:00~15:00(3日間同様)
場所:品川フィッシングガーデン(東京都港区高輪3-13-3品川フィッシングガーデン)
参加費 :4,000円
参加人数:先着1,000名