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クルマ最終更新日:2018.09.14 公開日:2018.09.14

衣替え前線が来る前に、夏物の「しまい洗い」を!

 今年は強烈な猛暑が日本列島を襲ったが、9月になりようやく涼しい日が増えてきた。そんな矢先に気になるのは、夏物衣料の衣替えタイミング。そんな中、ライオン株式会社の調査を元に「2018年衣替え前線」が作図された。

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まずは、あなたの住む街の衣替え前線はいつ頃かチェック! それまでに夏物は「しまい洗い」しておきたい。

2018年の衣替え前線、本州は9月中にほぼ全域が対象に。

 ライオン株式会社が2015年に行った調査によると、夏から秋にかけて最低気温が20度を切ると、長袖を着始めるなど衣替えを意識するようになるという。このデータを基に、最低気温が20度になる予測日を「2018年衣替え前線」として、同社が作成したものが以下の図となる。

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最低気温が20℃を下回る日を予想した「衣替え前線」。ライオン株式会社が日本気象協会の協力の元で作成した。

 「衣替え前線」の日付を過ぎると、だんだん夏物は着用しなくなっていくため、この日付を迎える前に夏に着た衣類は「夏物しまい洗い」をして、来年も気持ちよく着ることができるように収納するのがベター。ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉さんはそう語る。

→ 次ページ:
しまい洗いの失敗事例と対策をチェック!

夏物の洗濯で特に気をつけたいポイント

 ここからは、ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉さんによる、洗濯・収納術を紹介しよう。

 夏物衣類は水洗い可能で、気軽に家庭で洗濯ができるものも多い。しかし、洗濯の仕方によっては、不本意な仕上がりになってしまうことがあり、元に戻すことが難しくなるとのこと。そこで、特に夏物衣類の洗濯で失敗しがちな3項目、「黄ばみ・ニオイ」「縮み・型くずれ」「色あせ」対策について、紹介していきたい。


■失敗事例1■ 黄ばみ・ニオイ
 洗って収納したはずの衣類が、翌シーズンに出してみると、黄ばんでいたり、ニオイが残っていることがある。この原因のひとつは「洗濯しても落としきれなかった皮脂汚れ」。皮脂汚れは、時間の経過とともに酸化することで変質し、黄色みを帯びたり、ニオイが発生することも。こうした黄ばみやニオイを防ぐためには、収納前の衣類に皮脂汚れをできるだけ残さないことが重要となる。

【対策】
・汗のつきやすいエリや袖、ワキが当たる箇所に、洗剤を直接塗布してから洗う。

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ワキが黄ばんでしまったブラウス


■失敗事例2■ 伸び縮み・型くずれ
 サマーニットやカットソー、スカート、パンツ、Tシャツ・ポロシャツなどは、お洗濯で伸縮したり、首のヨレなどの「型くずれ」をおこすことがある。こうした「型くずれ」は、特に購入後初めて洗濯をするときに起きやすく、一度型くずれを起こしてしまうと元に戻すことが難しくなる。

【対策】
・洗濯ネットに入れて衣類を保護し「型くずれ防止効果のあるおしゃれ着用洗剤」を使用。
・洗濯機の「弱い水流のコース」を使用、あるいは手洗いで洗濯する。
・シャツはハンガーにかけるなど、衣類にあった干し方をすることも大切。

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丈が縮んだサマーニットとスカート(いずれも左)


■失敗事例3■ 色あせ
 色あせは、紺や黒、緑、鮮やかな色彩の赤など濃色のカラーの衣類で起こりやすい失敗。主な原因は2つ。まず挙げられるのは、外干しの際の直射日光。紫外線には色素を分解する作用があるので気をつけたい。もうひとつの色あせの原因は、水道水の塩素。水道水には衛生上必要な微量の塩素が含まれているが、この塩素が衣類の色柄に作用してしまうことがある。

【対策】
・大切な衣類は日陰に干すか部屋干しする。どうしても日光が当たってしまう場合には、衣類を裏返しにして干す。
・収納時に直射日光が当たらないようにすることも大切。
・塩素による色あせを防ぐには「色あせ防止効果のあるおしゃれ着用洗剤」を使う。

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丈が縮み色あせした紺のTシャツ(左)


「夏物しまい洗い」のお洗濯ポイント【まとめ】
1.家庭で洗濯できるものか、洗濯表示は必ず確認。
2.汗のつきやすいエリや袖、ワキの部分は洗剤を直接塗布して前処理を。
3.お気に入り衣類は弱い水流のコースで、おしゃれ着用洗剤を使って洗う。
4.他の衣類とのからまりや型くずれを防ぐため、洗濯ネットに畳んで入れる。
5.形を整えて、日陰に干す。

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最後は収納。しまう時には寝かさず立てる?

収納は寝かさず立てて。その理由は?

 吊すと伸びやすいニット類は、収納ボックスに「立てて」収納するのがオススメだ。立てることで収納ジワがつきにくく、引き出しの中も見やすくなるためだ。また、衣類を収納ボックスに入れ終わったら、防虫剤を衣類の一番上に置いて虫食い対策を。衣類を立てて収納をすることで防虫剤の効果も行き渡りやすくなる効果もある。

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立てて収納することで、シワを防ぐだけでなく中が見やすく防虫剤も行き届きやすくなると一石三鳥のメリットが!

 また、型くずれやシワを避けたいスカートやパンツ、プリーツのあるブラウスなどは吊して洋服ダンスやクローゼットへ入れておこう。

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夏物は薄いのでクローゼットでもかさばらないのがうれしい。

 本州では9割以上の地域で9月中に「衣替え前線」が訪れる。9月中のこのタイミングで、お洗濯マイスターのテクニックを試してみてはいかがだろうか。

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