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最終更新日:2018.09.11 公開日:2018.09.11

サンシャインシティの屋上展望台で”月面X”を探せ

“月面X”とは、はたしていったい!? サンシャイン60ビルの最上階である60階にある「スカイサーカス サンシャイン60展望台」にて、コラボレーションでビックカメラの協力を得て望遠鏡を設置して天体観測を実施。

 40年前、東京の池袋地区では初めて、商業施設を備えた複合型の高層ビルとしてオープンしたサンシャインシティ。そして同じく40年前に、池袋に本店を構える家電量販店ビックカメラが創業。

 そこで、この両者がコラボレーションして、2018年7月の火星大接近の際に、天体望遠鏡を用いた観測会を実施。火星大接近の際は夏休みということもあって幅広い世代が来場し、合計800人以上が列をなしたという。

 そして今回、再びサンシャインシティとビックカメラがコラボレーションし、サンシャイン60ビル最上階の60階にある「スカイサーカス サンシャイン60展望台」にて、天体観測会を9月17日(月・祝)に開くこととなった。今回の内容は、「”月面X”を探せ」。まるでUFOの基地か何かありそうなタイトルだが、はたして、どんなイベントなのか。

“月面X”とはいったい何なのか!?

 ”月面X”とは何かというと、実は自然現象。月の地形が、太陽光の当たる角度によって短時間にアルファベットの「X」の文字に見えるという現象だ。上弦の月の頃に月の中央より少し南側、昼と夜の境界付近に見えるのである。上の画像で、見つけられるだろうか(答えは当ページ最下段)。

 今回も天体望遠鏡や高倍率ズームを搭載したデジタルカメラが用意され、ビックカメラ専門販売員による月にまつわる解説が行われる。サンシャイン60の展望施設は、2016年にVRを用いた体感する展望台として「スカイサーカス サンシャイン60展望台」にリニューアルされたのだが、それ以後で天体望遠鏡を用いた本格的な天体観測は火星大接近が初めてで、今回で2回目となる。ちなみにスカイサーカス サンシャイン60展望台の高さは海抜251m。

 用意される望遠鏡は、入門モデルから、赤道儀を用いた本格派など複数台を予定。機材の協力は、ビクセン、ケンコー・トキナー、ニコンイメージングジャパン。7月の火星大接近の際は、5台ほどが用意されたそうで、今回も同程度の台数になる予定だそうだ。

 そのほか天体望遠鏡や双眼鏡、デジタルカメラの即売会が実施されるほか、この天体観測会の参加者には、池袋エリアのビックカメラで使用できる天体望遠鏡クーポンもプレゼントされる。

ビクセンの屈折式望遠鏡。この画像では赤道儀は装備されていない。赤道儀があると、きちんと極軸合わせを行えば(北極星にきちんと赤道儀を向けてセットすること)地球の自転に合わせて望遠鏡の向きを変えられるので、天体の追尾をしやすくなる。

イベント概要

名称:天体観測会~月面Xを探せ~
日時:9月17日(月・祝) 16~19時
場所:スカイサーカス サンシャイン60展望台(60F) LIGHTファウンテン付近
入場料金:大人1200円/学生(高校・大学・専門学校)900円/子ども(小・中学生)600円/幼児(4歳以上)300円

※ 天候などの条件によって、月面Xや月そのものも見られないこともあります

 ちなみに、9月は中秋の名月のシーズンであることから、9月7日(金)から「サンシャイン60展望台でお月見night」というイベントも実施中だ。9月24日(月・祝)まで実施しており、開催時間は10時から22時(最終入場は21時)。

月面Xの位置。Xに見える?

2018年9月10日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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