【ホンダアクセス調べ】親子ドライブで聞きたい音楽ランキング!
株式会社ホンダアクセス(埼玉県新座市)は7月24日、「パパドライバー・ママドライバーのカーライフに関する調査2018」の集計結果を発表した。この調査は2018年6月14日~2018年6月18日の5日間、自分で運転するクルマを持ち、かつ子どもを1人以上持つ20~59歳の男女1000人に対してインターネットで実施したもの。その中で、親子ドライブで聞きたい音楽の傾向が明らかになっている。
親子ドライブで聞きたい音楽は、「ゆず」「嵐」が人気に!
2018年6月株式会社ホンダアクセス調べ。「ゆず」「嵐」「サザンオールスターズ」は男女共に人気。
親子でドライブ中に聞きたい音楽(アーティスト)ランキングのトップ3は、1位「ゆず」と「嵐」、3位「サザンオールスターズ」とベテランアーティストが席巻する結果となっている。男女別で見ても、「ゆず」と「嵐」は男性で2位、女性で1位とその人気ぶりは火を見るよりも明らかだ。続く「サザンオールスターズ」ももちろん、名前を知らない人はほとんどいないだろう。
ランキング上位にベテランアーティストが名を連ねる中、4位には「星野源」がランクイン。女性のランキングでは「ゆず」と「嵐」に並んで1位となっており、特に女性に人気が高いようだ。そんな星野源は何故このランキングで人気を集めたのだろうか?
「恋ダンス」は世代を超えた!
星野源は2000年にバンドSAKEROCKを結成し、2010年に1stアルバム「ばかのうた」にてソロデビューしたミュージシャン。音楽だけでなく、俳優、文筆家としても活動しており、マルチな才能を生かして、さまざまなメディアに登場している。
2016年に放送されたTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」と本人が歌うテーマソングが大ヒットし、一躍時の人となった。そのテーマソング「恋」は口ずさみやすい楽曲と同時に、出演者が踊るダンス「恋ダンス」が社会現象とも言えるほどの人気となった。この「恋ダンス」は、子どものお遊戯会から忘年会の余興まで世代を問わずに踊られており、ほとんどの人が耳にしたことがあると言ってもいいだろう。子どもが手振りをしながら歌う姿が想像でき、親子で楽しむにはもってこい。そんなイメージがランクインの要因だろう。
どうやら親子ドライブでは、ドライバー自身も子どもも楽しめる、世代を超えたアーティストが人気なようだ。
→ 次ページ:
音楽以外は何で楽しむ?パパ・ママドライバーの悩みとは?
車内での楽しみは子どもを飽きさせないことが課題?
2018年6月株式会社ホンダアクセス調べ。親子でドライブ中、どのようなことをして楽しんでいるか。
音楽を楽しむ以外にはどんなことが車内で好まれているのだろうか。親子ドライブ中の楽しみ方を調査したグラフを見ると、音楽以外では「お菓子やお弁当を食べる」、「周りの風景の話」、「目的地の話」、「しりとり」、「DVD」などとなっている。
パパ・ママドライバーにとって、長距離ドライブで子どもが飽きてぐずったり、泣いたりするのはよくある出来事。運転に集中できなかったり、立ち寄る予定のないサービスエリアで気分転換したりと大変なことが多い。この調査結果から、親子ドライブでの心労を極力減らそうというパパ・ママドライバーの気持ちも感じることができる。
調査結果を見ると、小学生以下や未就学児の場合には、「お菓子やお弁当を食べる」、「DVD」が支持を集めている。まだ主体的に音楽を楽しむことのできない年齢においては、お気に入りのもので注意を引くことで、静かに目的地に向かおうということのようだ。
今回の調査結果から、車の窮屈な環境の中で、いかに子どもが飽きずに、楽しみながら目的地に向かえるかということが、パパ・ママドライバーの課題であり、それに合う音楽(アーティスト)が求められていることが分かった。
実際にドライブに出かける際は、世代を超えて認知された楽曲、アップテンポなリズムでノリノリで楽しめる楽曲を中心に選択するといいだろう。カラオケさながらにノリノリで歌いながら目的地に向かえば、その先の予定も更に楽しむことができる。たとえ渋滞の道でも、歌いながらの運転であれば眠気に襲われることはないので、安全運転にも一役買ってくれるだろう。
2018年8月10日(JAFメディアワークス IT Media部 大槻 祐士)