クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

クルマ最終更新日:2018.03.27 公開日:2018.03.27

ADIVAがプジョースクーターの国内販売を開始!

01.jpg

ジャンゴ125エバージョン

 イタリアのバイクブランドであるADIVAは3月20日、プジョースクーターの輸入総代理店として製品の販売を開始すると発表した。それに合わせて、同月23日~25日まで開催された東京モーターサイクルショーで取り扱い製品を出品した。

 日本でプジョーというと、フランスの自動車ブランドを思い浮かべる人が多い。だが実は、現存する世界最古のモーターサイクルブランドのひとつとしても知られている。

02.jpg プジョーは1810年から金属製造業を営み、自転車製造を経て1890年に蒸気を動力とした三輪車を発表。自動車製造と会社を分離するなど紆余曲折ののち、1898年ディオン・ブートン・エンジンを搭載した、プジョー初のモーターサイクルを第7回パリモーターショーで発表した。その後、さまざまな市販モデルを開発しながらも、マン島TT、ボルドール耐久などモータースポーツでも活躍した。 プジョー初のモーターサイクルが生まれて今年で120年。これが現存する最古の二輪ブランドといわれる所以である。

 そんなプジョーブランドのバイクは、やはりというかさすがというか、国内ブランドのバイクとは一線を画すデザインを持つ。DJANGO(ジャンゴ)125エバージョンは50年代のモデルを彷彿とさせる、フランスのエスプリ漂う(?)スクーターだ。このジャンゴシリーズには他に3モデルあるが、いずれも丸いライトに流れるようなボディラインを持つ。クラシカルなスタイルだが、フロント・リヤのLEDライトや12V電源ソケットなど装備は現代的だ。軽量なボディに125ccエンジン搭載で走りは必要十分。タンデムでの小旅行も想定して作られているという。

03.jpg

スピードファイト 125

 スクーターにはスポーツスクーターというジャンルがある。スクーターでもスポーティなライディングを楽しみたいというライダー向けのホットなジャンルである。プジョーのSPEEDFIGHT(スピードファイト)はその名の通り、1997年にデビューし世界的な人気になったスポーツスクーターだ。その第4世代が上写真のスピードファイト125だ。コンパクトな車体だが、アグレッシブなデザインでスポーティな走りを予感させる。搭載される125ccエンジンは水冷4スト単気筒で、8.1kw(11PS)を発生。LEDライトを採用し、USB電源を備えるなど実用性もある。

2018年3月27日(JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一)

この記事をシェア

  

応募する

応募はこちら!(7月31日まで)
応募はこちら!(7月31日まで)