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クルマ2018.02.04

【東京オートサロン18】早くも2代目「NSX」やレクサス「LC500」が!

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 1月12日から14日まで幕張メッセで開催された、カスタムカー・チューニングカーの祭典・東京オートサロン2018。

 「まさか、このスーパーカーをカスタマイズするのか!」という、衝撃を受けるのも同展示会の楽しみのひとつ。現在、国内のスーパーカー・高級スポーツカーといえば、ホンダの2代目「NSX」(17年2月27日発売開始)と、レクサスの高級ラグジュアリー・クーペ「LC500」(17年4月13日発売開始)が新しい。今回はこの2車種のカスタマイズカー・チューニングカーを取り上げる。

 この2車種は生産台数が大きく異なり、「NSX」は年産100台という少数生産の上に生産拠点が米国なので逆輸入。出展がなくてもおかしくないが、早くもカスタマイズカーが出展されていた。まずは、「NSX」からお届けしよう。 

 ノーマルの「NSX」を見たいという人は、こちらから(新しいタブが開きます)。

リバティー・ウォークが2台の「NSX」を展示

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「LB-WORKS HONDA NSX ver.1 complete body kit」。「LB-WORKS」は、同社のコンプリートカー・ブランドだ。フロントもリアもリベットで固定したオーバーフェンダーが取り付けられるのが特徴。

 カスタマイズショップとして世界的な人気を誇るリバティー・ウォーク。今年も同社ブースには、カスタマイズされた国内外の新旧スーパーカーが何台も展示され、その内の2台が2代目「NSX」だった。

 ちなみに同社ではカスタマイズではなく、昭和テイストの「改造」だという。リベット打ちのオーバーフェンダーが大きな特徴で、その独特のセンスの「改造」をランボルギーニやフェラーリなどのスーパーカーにも行っていることから、世界的にも評価されているのである。

 展示されたのは、そのオーバーフェンダーを含めたフルボディキットシリーズの「LB-WORKS HONDA NSX ver.1 complete body kit」が1台。もう1台は、オーバーフェンダーはなしで、ベース車のイメージを活かしたライトキットシリーズの「LB★PERFORMANCE HONDA NSX ver.1 complete body kit」を装着したものだ。

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「LB★PERFORMANCE HONDA NSX ver.1 complete body kit」を装着した「NSX」。上の「LB-WORKS」との違いは、オーバーフェンダーの有無。2台とも、フロント、サイド、リアのディフューザー(車体下端の前方や側方に突き出した黒いパーツ)と、リアウィング(ver.1)が装着される。また、エアサスペンションに交換されている。

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続いてはエイムゲインの「NSX」!

エアロパーツメーカーのエイムゲインの「NSX」!

 エアロパーツメーカーとして国内外に知られるエイムゲイン。同社のワイド&ロースタイルのボディキットを扱うブランド「AIMGAIN GT」シリーズにも2代目「NSX」が追加された。

 エアロ系のパーツは、フロント部分がバンパーフェイス、ディフューザー(アンダースポイラー)、ワイドフェンダーに。サイドはサイドステップが追加された。そしてリアは、ディフューザー(アンダースポイラー)、デッキスポイラー、ワイドフェンダーとなっている。

 また、足回りはエアダンパー「ボールド・ワールド ver.」に交換された。そしてホイールは前後共に同社の「AIMGAIN G2M」シリーズに変更されている。

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AIMGAIN GTシリーズのコンセプトはワイド&ロー。フロントのオーバーフェンダーやアンダースポイラーによりワイドになり、その結果として低重心なイメージが強まっている。ちなみに、左ハンドルなので正確には米国仕様のACURA(アキュラ)「NSX」。

リブランディングしたARTAも「NSX」を展示

 オートバックスと元F1ドライバーの鈴木亜久里氏による、レーシングチーム「ARTA(エーアールティーエー:オートバックス・レーシング・チーム・アグリ)」。発足から21年目となる2018年、リブランディングされることが発表された。コンセプトとして「RACING SPORTS BRAND」を掲げ、オフィシャルグッズなどのデザインを一新。その新コンセプトのデザインによってカラーリングされた「NSX」も展示された。

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これまではオレンジ色のイメージが強かったARTAだが、黒を全面的に使い、アクセントとしてオレンジのラインを使うデザインに。

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続いては、レクサス「LC500」をピックアップ!

「LC500」は多数のブースで展示!

 レクサス「LC500」は国内工場(元町工場)で生産、月販目標は50台と、「NSX」とは生産態勢が大きく異なる。そして、3月16日の販売受け付け開始から1か月で約1800台を受注したことが公式発表されており、実際にそれを反映するかのように今回は「LC500」が多数のブースで展示された。

 当サイトでは、これまでLC500についてはスーパーGTに参戦するレーシングカーの「GT500仕様」しか紹介していないので、ノーマルの市販車の画像も掲載しておく。

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「LC500」のデザインは、12年のデトロイトモーターショーで発表されたコンセプトカー「LF-LC」がモチーフ。レクサスのFR車用に新開発されたプラットフォーム「GA-L」に、マルチステージハイブリッドシステム、新型10速ATミッション「Direct Shift-10AT」などを搭載。価格は1300万~1450万円(税込)。

リバティー・ウォークは「LC500」をアンヴェイル!

 まずは「NSX」でも最初に紹介したリバティー・ウォークの2台からお見せしよう。リベット打ちしたオーバーフェンダーが特徴のコンプリートカー・ブランド「LB-WORKS」の1台が「LB-WORKS x ARTISAN SPIRITS LEXUS LC500 Complete body kit ver.1」だ。コラボレーションしているARTISAN SPIRITSとは、トヨタ・レクサス車をメインとしたエアロパーツメーカーである。こちらは、初日にリバティー・ウォークブースにてアンヴェイルされた。

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アンヴェイルされた3台の内の1台が、この「LB-WORKS x ARTISAN SPIRITS LEXUS LC500 Complete body kit ver.1」。リベット打ちのオーバーフェンダーに、タイヤがハの字型のネガティブ・キャンバーで、まさに昭和の走り屋仕様。フロントとリアのオーバーフェンダー以外には、フロント、サイド、リアのディフューザー(アンダースポイラー)とリアウィング(ver.1)を装着。なお、リアウィングには形状が異なるve.2もあり、それを含んだキットも「ver.2」と呼ばれる。

 そしてもう1台が、タイヤメーカー・横浜ゴムのブランドである「YOKOHAMA WHEEL」ブースで展示されていた。こちらはエンジンなどをチューニングの老舗HKSが手がけ、外装はリバティー・ウォークのライトなブランドである「LB★PERFORMANCE」仕様という、コラボレーションによって誕生したデモカー。よって、オーバーフェンダーはない。

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こちらは、フロントディフューザー、サイドステップ、リアディフューザーが交換されている。ベース車両のイメージを活かす「LB★PERFORMANCE」の1台だ。現在のところ、リバティー・ウォークの公式サイト上でこの1台は「LB★PERFORMANCE」のラインナップに加えられていないが、パーツは「LB-WORKS」のコンプリートキットに含まれるものと同じ。パーツはそれぞれ単体でも販売されているので、同じ外装にすることは可能だ。

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4社の「LC500」用エアロパーツを比較してみる!

トムスなど4社の「LC500」のエアロを比較

 最後は多数が展示された中から、4社の「LC500」をピックアップして、比較しながら紹介する。

 取り上げるのは、D1グランプリへの参戦で知られるアフターパーツの総合メーカーのブリッツ、アフターパーツの総合メーカーのイデアル・ジャパンらコラボレーションした3社、これまではメルセデス・ベンツ「SL」シリーズ専門でドレスアップパーツを手がけてきたスリーエスデザイン、スーパーGTにGT500仕様の「LC500」で参戦する名門チームとしても知られるトムスだ。

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左上がブリッツの「BLITZ LC500」、右上がイデアル・ジャパンとフォージテック・ジャパンとゼロリフトの3社によるデモカー、左下がスリーエスデザインの「THREE-S DESIGN LC500」、右下がトムスの「LC500 TOM’S」だ。

 各社の「LC500」の外見的なわかりやすい差異は、フロントやサイドのディフューザーの形状。そこは、各社それぞれのコンセプトが反映されている。なおノーマル車のフロントとサイドの拡大画像も掲載しておく(ノーマル車にディフューザーは装着されていない)。

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ノーマルの「LC500」のフロントとサイドのアップ。スッキリしており、ディフューザーなどのエアロパーツがノーマル車には取り付けられていないのがわかる。

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フロントディフューザーの違い。ブリッツ(左上)は、途中で段差があるが比較的シンプルでほぼストレート。そして角のRが緩く、サイドの翼端板が大きめ。イデアル・ジャパン(右上)は、少し複雑な形状。翼端板は小さめだ。スリーエスデザイン(左下)はディフューザーの面積が広く、角が大きく削ってあるのが特徴だ。そして翼端板は高さはないが前後長が最もある。トムス(右下)は、ディフューザー自体の面積が狭めで、複雑な形状をしている。翼端板は前後長はそれほどでもないが、高さ自体はある。

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サイドディフューザーの差異。ブリッツ(左上)はボディのラインに沿った形状で、後端部分の翼端板がない。イデアル・ジャパン(右上)は、面積が広めで、後端部に小さな翼端板がある。スリーエスデザイン(左下)は前端部に切り欠きあがり、面積的には狭め。後端部に前後長のある翼端板があり、その直前のディフューザーの形状は大きく絞り込まれている。トムス(右下)は直線的で、前端部は非常に面積が狭い。そして前後長があって高さが2段階に変化する翼端板が存在する。

2018年2月4日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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