3D横断歩道!?アイスランドで実現。交通安全への効果は?
(c) GUSTI
アイスランドに目の錯覚を狙った宙に浮いているような横断歩道がお目見えし、話題を集めている。
ドライバーがビックリして減速!?
ニュースサイトMy Modern Metによると、この独創的な「3Dの飛び出す横断歩道」が実施されたのはアイスランドのÍsafjörður(イーサフィヨルズゥル)という小さな漁村。
影をつけて描いた横断歩道は、実際は平坦だが、眼の錯覚で一定の視点から見ると宙に浮いているように見える。
真上から見ると”だまし絵”効果が顕著で、地上から何メートルか浮遊しているように見える。(c) GUSTI
ドライバーが「え!?」とビックリして横断歩道の前で減速する交通ルールを習慣化することを狙っているという。
環境局長と道路工事会社がタッグを組み完成!
この横断歩道の発案者は環境局長のラルフ・トライラ氏だ。交通事故を減らすためのアイデアを探していた時、インドのニューデリーで同様のプロジェクトが行われているのを見て導入を決めたという。地元の道路工事を請け負う会社Vegmálun GÍHと一緒に、3Dペイントを施す技術を数週間実験し、今年の9月に見事完成した。
この試みは実験的なもので、アイスランドの他の地域にも拡張するかどうかは様子見の段階だという。
飛び出す横断歩道の動画はこちら。リンク先=YouTube
2017年11月5日(JAFメディアワークス IT Media部 荒井 剛)