トヨタ2000GTが都内チャリティーイベントに登場!
車好きなら必ず知っているトヨタ2000GT。その流麗なボディは、登場から半世紀が経っているとは思えないほどかっこいい。
トヨタとヤマハが提携して作った同車。65年の東京モーターショーに出品され大反響となった。66年には茨城県・谷田部の自動車高速試験場で、FIAとJAFの厳格なルールに基づいて行われた高速耐久スピード記録に挑戦し、78時間1万6000kmを平均時速206.1kmで駆け抜けた。これにより当時のスピードトライアルの世界記録を多数樹立。見た目だけでなく性能も当時の国産車では考えられないものだった。
大卒初任給が3万円に満たなかった当時、販売価格が238万円だった。相当な高嶺の花だったこともあり、生産台数は337台にとどまる。しかし、愛好家らの手によって現在も多くの個体が動態保存されている。
そのうちの貴重な一台が、10月14日(土)、15日(日)に、東京都・北区赤羽で行われるチャリティイベントに登場する。このイベントは、星美学園の学園祭において、老朽化した児童養護施設「星美ホーム」の建て替えプロジェクトの募金活動の一環として行われるものだ。
同イベントではトヨタ2000GTの撮影・体験会(参加費200円)のほか、車のプラモデルやミニカーのバザーなど、親子でも楽しめるイベント内容になっている。なお各日先着50名までノベルティの配布も予定されている。車好きにとってはもってこいのイベントといえそうだ。
星美祭
東京都北区赤羽台4-2-14 星美学園赤羽キャンパス
(JR赤羽駅徒歩10分)
10月14日(土)(9:30-16:00)、15日(日)(9:30-15:30)
2017年10月3日(JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一)