新宿高島屋で9月12日まで「MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」開催中!
会場内の記念撮影用のスポットである、巨大ブロッコリーのベンチ前にて、クリエイターの田中達也氏とゲストの宮本信子さん。いつもはミニチュアを作る田中氏自身がミニチュアになったような雰囲気。入場者もここで記念撮影可能。
Park blogの人気連載「MINIATURE “CAR” LIFE」。その数々のミニチュアを製作し、ジオラマなどに仕立てた上で撮影しているクリエイターが、鹿児島県在住の田中達也氏だ。その日本初開催の個展「MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」が、9月1日より新宿高島屋11階特設会場でスタートした。
「新パン線」。唯一動きのあるジオラマで、新パン線が走る。
9つのエリアに分けてテーマに沿って展示
田中氏は、現在、NHKで放映中の朝の連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニングのミニチュアを製作したことでも知られ、海外からも熱い視線が注がれている旬なクリエイター。
今回の個展は、2014年頃から最新作で初公開となるジオラマ4作を含めた多数の作品(写真とジオラマ)を展示。エリアは、Workers、Universe、World travelなど9つあり、それぞれテーマに沿った写真とジオラマが展示されている。
しかも最新のジオラマ4作以外はすべて撮影することが可能で、照明もスマホでの撮影がしやすいよう考慮して設置されている。田中氏は、「SNSにたくさんにアップしてください」とコメントした。
9つのエリアに分け、それぞれのテーマに沿った内容の作品が並べられている。画像はスポーツエリア。
9月1日の高島屋開店前にプレス向け内覧会が行われ、そこで田中氏は今回の個展開催に際して「老若男女問わず、また人種も問わない形で作っていますので、ぜひ大勢の方に楽しんでいただければと思います」とした。
また、ゲストとして「ひよっこ」において、赤坂の洋食屋「すずふり亭」の店主・牧野鈴子役で出演している女優の宮本信子さんも登場。実際に田中氏の作品の数々を見て感嘆し、質問を次々と田中氏にしていた。
Universeエリアの「トウモロコシ燃料ロケット」。
入場料は一般800円で、大学生・高校生は600円。中学生以下は無料だ。また入場無料の「ひよっこ」パネル展も同時開催。
なおこの展示会は、9月20日からは大阪に舞台を移し、大丸梅田店15階大丸ミュージアムで10月2日まで開催される予定だ。入場料は同じ。関西地区の方はもう少しだけまとう。
2017年9月1日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)
●「MINIATURE “CAR” LIFE」の連載記事はこちらから