FINAL FANTASY XV仕様のアウディ「R8」、実車で登場
ファンタジックなイメージをまとった、R8の「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」特別仕様車
アウディ ジャパンは7月5日、スクウェア・エニックスとのコラボレーションにより実現した、人気RPGシリーズを題材にしたフルCG映画「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」の中に登場する特別仕様の新型「R8」の実車を披露した。
「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」は、ソニー・プレイステーション4とマイクロソフト・Xbox One用に開発中のRPG「FINAL FANTASY XV」と同じ世界と時間、キャラクターで描かれるフルCG長編映画。
ゲームでは、神聖なるクリスタルを擁する魔法国家ルシスの王子ノクティスの視点で描かれているが、映画はその父親の国王レギスの視点となっており、父と子の絆が描かれる。7月9日から公開中だ。
R8 V10 plus 5.2 FSI quattroをベースにした王国公用車!
そして新型R8だが、2016年に日本向けとして100台限定で販売されることが3月26日に発表されたアウディのスーパー・スポーツ。2つのモデルがあり、その上位の「V10 plus 5.2 FSI quattro」(V10 plus)がベース。劇中ではルシス王国の公用車として登場する。ボディーカラーはブラックでとても精悍で、そのデザインは実にFINAL FANTASYらしい、ファンタジー感とスタイリッシュさあふれるデザインとなっている。
ホイールのデザインが非常にファンタジー感あふれるものとなっている。
ボディ各所にオリジナルのレリーフがあしらわれているが、特に注目したいのがホイール。普通ならファンタジー世界にクルマという工業製品はマッチしないはずだが、そこが見事にクリアーされている。また、インテリアもこだわっており、シートやステアリングにオリジナルデザインのステッチが施されているという細かさだ。
ちなみにV10 plusの車両価格は2906万円。5.2Lの自然吸気V10エンジン搭載で、610PSを叩き出し、最高速は時速330km。時速0-200kmをわずか9.9秒という加速力を誇る。なかなかない公用車だ。
劇中でのルシス王国公用車仕様のR8は、映画のトレーラーで確認することが可能だ。
ステアリングやシートなども特別なステッチが施されている。
2016年7月15日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)
■「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」公式サイトはこちら