【フォトアルバム】2016年を戦い抜いた日産「R35型GT-R GT500仕様」
現在、日本国内では最も人気が高く、世界最速のハコ車のレースともいわれるスーパーGT。3年連続王座を狙って、その16シーズンを戦い抜いた「MOTUL AUTECH GT-R」。
東京オートサロン2017の日産ブースに展示されていたレース用車両の1台が、16シーズンのスーパーGT・GT500クラスでディフェンディングチャンピオンとしてカーナンバー1を背負って戦った、R35型「GT-R GT500仕様」の1台、「MOTUL AUTECH(モチュール・オーテック) GT-R」だ。
スーパーGTにおいて、GT-Rはここ数年強さを誇っており、特にこのワークスチームのNISMOの1号車は、14・15シーズンと2年連続で、ドライバーズ(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)と、チームのダブルタイトルを獲得してきた。
16シーズンも強かったが…!
16シーズンも2勝を挙げたが(GT-R勢は全8戦中合計5勝を挙げた)、惜しくも王座防衛はならず、レクサス系の39号車「DENSO KOBELCO SARD RC F」(LEXUS TEAM SARD ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)にダブルタイトルを持っていかれてしまった。
なお、1号車の16シーズンのランキングは、ドライバーズが20点ビハインドの62点で3位、チームは20点ビハインドの83点で同じく3位(スーパーGTはドライバーズとチームの得点ルールが異なるため、それぞれ王者が異なる場合がある)。
R35型GT-R GT500仕様を正面から。
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16年型GT-R GT500仕様をさまざまな角度から!
R35型GT-R GT500仕様を側面から。
R35型GT-R GT500仕様を斜め後方から。
R35型GT-R GT500仕様を真後ろから。
リヤウィング。
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R35型GT-R GT500仕様のスペックを紹介!
テールには「GT-R」のエンブレム。「グラン・ツーリスモ・レーシング」の略である。
R35型GT-R GT500仕様(16年式)のスペック
【寸法・重量】
全長×全幅:4755mm×1950mm
ホイールベース:2750mm
車両重量:1020kg
【足回り】
ブレーキ(前/後):共にベンチレーテッドカーボンディスク
サスペンション(前/後):共にダブルウィッシュボーン
ホイール(前/後):12.0J×18/13.0J×18
タイヤ(前/後):30/68-R18/31/71-R18
【駆動系】
駆動方式:2WD(FR)
クラッチ:5.5インチカーボン4プレート
トランスミッション型式:トランスアクスルタイプ6速シーケンシャル
【エンジン】
エンジン型式:NR20A
排気量:1998cc
最大出力/最大トルク:550ps以上/50kgm以上
2017年1月27日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)