2022年07月12日 16:50 掲載

交通安全・防災 GWはJAF救援要請39%増。お盆ドライブはトラブルフリーで乗り切ろう!


くるくら編集部 小林 祐史

バッテリーの点検ポイント

バッテリーのマイナス端子

バッテリーのマイナス端子。この周辺に白い塊が付着している場合は整備工場へ。プラスはカバーをめくって点検しよう ⓒU-image - stock.adobe.com

 バッテリーの寿命は一般的に23年といわれている。まずは交換した時期を整備記録簿などで調べることが最初の点検となる。また運転が夜間や近距離が中心だと、さらに短命になる可能性がある。そのような運転が多い人は、1年目でも整備工場などで定期点検を受ける際にバッテリーをしっかり見てもらおう。

 まだ交換時期に達していない場合は、次のことを目視しよう。本体のひび割れや膨らみなどの有無。バッテリー液の量が規定内であり、全室に同量入っている。上部のプラス・マイナス端子や取り付け金具の腐食・汚れの有無。バッテリー液を補充できるタイプは、注入キャップ周辺の白い腐食・汚れの有無。

 これらのいずれかで「有」なら、すぐに整備工場などで点検を受けよう。また目視以外では、バッテリー端子や取り付け金具を固定するネジにゆるみが無いかを確認すること。

タイヤの点検ポイント

タイヤの空気圧

タイヤの空気圧の点検は習慣化しよう ⓒO P Z Creative - stock.adobe.com

 タイヤの点検ポイントは空気圧と溝の深さ、キズの有無になる。空気圧はエアゲージ付きの空気充填機を使用して測定。目視で、溝の深さ、接地面(トレッド)と側面(サイドウォール)にクギなどの異物が刺さっていないか、サイドウォールにひび割れやキズ、変形の有無、トレッド表面のキズの有無と形状を確認しよう。

 最初の空気圧の点検は、ガソリンスタンドにエアゲージ付きの空気充填機があるので、それを利用しよう。近年はハイブリッド車や低燃費車が増えてきたので、給油する回数が減っている。そのためガソリンスタンドで給油するのが月に12回という人もいるだろう。そのような人はガソリンスタンドで毎回、空気圧を点検することを習慣化しよう。空気圧は環境にもよるが1か月で減ることもあるので、月に1度は必ず点検すること。

 次に溝の深さだ。深さが1.6mm未満のタイヤは車検が通らず、走行も危険とされている。深さを目視する方法としてはスリップサインがある。サイドウォールに△マークで刻印されたところの延長線上の溝の中には、スリップサインと呼ばれる一段高くなっているところがある。これがトレッドの高さと同じになったら溝の深さが1.6mm以下になったことを示しているのだ。目視で溝の間からスリップサインが見えているようなら、タイヤ交換を行おう。

 釘などの異物がタイヤに刺さっている場合は、整備工場やタイヤ販売店などへ修理を依頼。またトレッドやサイドウォールに、深いキズやひび割れがあると、バーストの危険がある。これも整備工場やタイヤ販売店へ相談しよう。交換が必要な度合いに関しては気になるタイヤのひび割れ。どこまでなら大丈夫?」記事を参照してほしい。

 またサイドウォールにポッコリとコブができたような変形(ピンチカット)もタイヤ交換となる可能性がある。ピンチカットに関する詳細はタイヤにタンコブ? バーストの危険もある「ピンチカット」とは」記事を参照。

タイヤのトラブル、ピンチカット

タイヤのサイドウォールにタンコブのような膨らみが生じるピンチカット 写真=一般社団法人日本自動車タイヤ協会

 なおタイヤは車に履かせてある4本の点検だけでなく、スペアタイヤも同じように点検しよう。スペアタイヤの代わりにパンク修理キットを積んでいる場合は、使い方や修理後の運転で注意すべき点をご存じだろうか? それらに関してはメーカー別に【動画で見る】タイヤパンク応急修理キットの使い方。使った後のタイヤは要交換?」記事を参照し予習しておこう。

タイヤパンク応急修理キット

タイヤパンク応急修理キットの使い方を予習しよう 写真=小林祐史

予備キーでエンジン始動できますか?

予備キー

リモコンキーの予備キーを使ったエンジン始動は車種ごとに違う ⓒakiyoko - stock.adobe.com

 リモコンキーが普及した近年でも、キーの閉じ込みのトラブルは多い。自分の車はリモコンキーだが、レンタカーが通常のキーだったため閉じ込みをしてしまった等のように普段と違うキーシステムではトラブルが起きやすくなる。置き忘れも含め、外出中は車から乗り降りするたびにキーの所在を確認する等でトラブルを防止しよう。

 キーに関するトラブルでは、閉じこみの次に「キー作動機構」がある。それは、出先でリモコンキーが電池切れしてしまい内蔵されている予備キーでロックは解錠できたが、エンジン始動の方法がわからないといったケースだ。

 予備キーによるエンジン始動方法は車種によって異なるためで、いざというときに覚えておらず救援を要請しているようだ。そのようなときは車の取扱説明書で調べてみよう。もし取扱説明書が手元に無い場合は、スマートフォンなどのインターネットに接続できる端末から、自動車メーカーのウェブサイトを調べてよう。

 同じくリモコンキーだとハンドルロック解除の仕方がわからないという人もいる。リモコンキーの場合は、ハンドルを左右に動かしながら、エンジン始動ボタンを押すとロックが解除される仕組みとなっているので覚えておこう。

 これらの事前点検や取扱説明書の確認を事前に行って、夏のドライブをトラブルフリーで楽しもう。


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