2019年09月24日 14:15 掲載

次世代技術 自動運転の時代はいつやってくる?
新連載「いま、自動車業界でなにが起きているのか」(第2回)


文・大谷達也

プロパイロット2.0を搭載した新型スカイライン

プロパイロット2.0は運転支援技術

 これまでのナビゲーションシステムは走行車線や追い越し車線といった車両通行帯に関する情報を持っていなかったため、たとえば、高速道路の分岐などではどの車線を走っていれば目的とする路線に合流できるかがわかりませんでした。

 しかし、プロパイロット2.0では、あらかじめ目的地を設定しておくと、分岐地点で正しい車線を走行するようドライバーを支援してくれます。

 具体的には、分岐の手前でナビゲーションシステムが目的とする車線への変更を提案。これをドライバーが承認すると、システムが周囲の安全を確認しつつ、車線変更に必要なハンドル操作などをサポートしてくれるのです。

 とても便利な機能で、「もはや、これは自動運転の一種では?」と思ってしまいそうですが、プロパイロット2.0はあくまでも"運転支援装置"であり、運転の操作はクルマではなくドライバーが担います。もちろん、責任もすべてドライバーにあります。いま説明したとおり、システムがまずドライバーに「車線変更をしてもいいか?」を尋ね、ドライバーがスイッチを押してこれを承認する必要があることが、そのなによりの証拠です。

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