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クルマ最終更新日:2018.09.20 公開日:2018.09.20

ネコ好き悩殺のしゅうニャン市ご当地ナンバープレート

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山口県周南市の発行する50ccスクーター用のご当地ナンバープレート。初日は多数が訪れることが想定されていたため、混乱を避けるために抽選会が実施された。

 山口県周南(しゅうなん)市は、みんなが居心地よく暮らせる「人がネコになれるまち。」を目指し、2017年1月22日に同市の愛称を「しゅうニャン市」としてシティプロモーションをスタート。この9月3日から11月16日まで、市職員自らがラッピングしたキャラバンカーに乗り、「しゅうニャン市全国キャラバン隊」として全国47都道府県57都市を訪問して同市をアピールする約7900kmの旅「走れ、しゅうニャン市。」を実施中だ。

 そんなエネルギッシュな活動を展開しているしゅうニャン市の次の一手は、排気量50cc以下の原動機付き自転車、いわゆるスクーター用のご当地ナンバープレート。9月18日から枚数限定で交付がスタート、ネコ好きがしゅうニャン市に引っ越したくなるような破壊力バツグンのデザインだ。

「・」を肉球に置き換えた秀逸なデザイン!

 しゅうニャン市のイメージカラーである水色で縁取られ、地名の周南市にはしゅうニャン市のロゴが採用されている。南の字がネコのマークの上に白抜きで入っているデザインである。さらに、ひらがなは「ね」。そしてネコ好きを悩殺するのが、4桁の車両番号が3桁以下の場合に使われる「・」がネコの肉球になっていること!

 400枚の枚数限定で、下一桁が4と9および下2桁が42の番号を除いた番号で、1番から順に交付されている(希望ナンバー制は採用されていない)。周南市役所本庁舎2階の課税課窓口のほか、9月25日(火)からは周南市役所各総合支所窓口でも交付をスタート。

 周南市役所広報戦略課に話を伺ったところ、初日に早くも約30人が取得に市役所窓口を訪れ、「22」などを巡って抽選会が行われたという(1番からの交付だが、ほしい番号を獲得するための並び順決めなどによるトラブルを避けるため)。

 当然だが、しゅうニャン市でスクーターを登録する人のみ対象なので、ナンバーだけとか、市外在住者による申請はできない。

 今回の企画は職員発案のお手製企画で、インターネット上では市外の人たちから「うらやましすぎる……」との声が早くも上がっている。

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