2017年05月23日 02:50 掲載

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ドイツでは普及が進む
居眠り運転検知システム


日本とドイツ、居眠り運転検知システム装備率

 少し前のデータになるが、サプライヤー大手のボッシュが、ドイツ国内で2013年に新規登録された車両の先進安全技術の装備状況について調査を実施した。
 
 それによると、295万台の乗用車のうち、ほぼ4分の1に当たる68万台が何らかの先進安全技術を装備しており、新車に装備される先進安全技術の中で最も装備率が高かったのが、この居眠り運転検知システムだった。

1位 居眠り運転検知システム・・・23%
2位 インテリジェントヘッドライトコントロール・・・20%
(オートライトやインテリジェントAFSなど先進安全技術としてのヘッドライトシステム)
3位 衝突被害軽減ブレーキ・・・11%

 一方、日本の保険会社が2015年に行ったアンケート調査によると、装備している先進安全技術の割合は、一番多かったのは自動緊急ブレーキシステム。2位が車両検知(衝突回避)システム、3位がレーンキープアシスト(車両逸脱防止機能)という結果だった。

1位 自動緊急ブレーキシステム・・・70%
2位 車両検知(衝突回避)システム・・・47%
3位 レーンキープアシスト(車両逸脱防止機能)システム・・・34%

日独の考え方の相違が明らかに

 居眠り運転検知システムは10%とほぼ最下位で、日本での居眠り運転検知システムの普及率の低さが明らかになった。

 運転中の疲労や瞬間的な居眠りは、しばしば重大な事故を引き起こす原因となる。
 ドイツでは、危険な状況が発生する前に警告する居眠り運転検知システムが先進安全技術の装備率でトップ、一方日本は危険な状況が起きた時に被害を軽減する装備がトップという、日独の考え方の違いを垣間見るようだ。

2017年5月23日(JAFメディアワークス IT Media部 荒井 剛)