2017年05月23日 02:50 掲載
ニュース・プラス
カワイイCMも話題!
ドイツでは普及が進む
居眠り運転検知システム
長距離運転で眠気を帯びているドライバー。追い越していくバイクが思わず・・・に見えてしまうという設定が楽しい、これが評判のCMである。
国民に愛される車を輩出してきた、クオリティーの高さで定評あるフォルクスワーゲン社PR部による製作である。
居眠り運転ってどうやって検知できるの?
居眠り運転はどうやって認識できるのかという疑問は誰もが抱くに違いない。
居眠り運転検知システムは、2010年にフォルクスワーゲン・パサートの標準装備として採用されたのが始まりだ。世界各国のメーカーが次のようなシステムを開発している。
◆目の動きを分析
インストルメントパネルに設置したカメラによりドライバーの目の動きから疲労を分析するシステム。眠気を催すと人間は目の焦点が合わなくなることから、ドライバーの目の焦点が繰り返し合わなくなった際には、アラームで通知する。
また目の開閉パターンを分析して居眠り状態を早期に察知し、警報音を発するシステムもある。
◆ステアリング操作を監視
疲労し、集中力が低下すると、ドライバーは瞬間的に操縦を中断し、その後、急にハンドルを切る。このような動作の発生頻度や強度、そして車両速度や方向指示器の操作状況など、他のデータと組み合わせて疲労レベルを計算し、ドライバーに警告する。
◆心拍による検知
シートやハンドルに内蔵する「心拍センサー」により、心拍や脈拍の変化から眠気予兆を高精度に早い段階で検出するシステム。
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