【JAF会員優待あり】できたてを食べられるカルビー直営店「カルビープラス」を訪ねてみた
店頭で、揚げたてのポテトチップスやほかほか柔らか「ポテりこ」などを食べられる! ちなみにぬいぐるみは、お菓子「Jagabee」のキャラクターで、ジャガイモの妖精「ポッタ」くんのキャラクターグッズ。
東名高速の海老名サービスエリアといえば、日本最大級のSA。そこで1月9日(月・祝)までの期間限定で既にスタートしているJAF会員優待がある。
同SAの下り側にある、大手製菓メーカー・カルビーのアンテナショップ「カルビーキッチン海老名SA店」でフードの注文をしたりお菓子を購入したりすると、同社のお菓子で現在、最も人気のある「じゃがりこ」および「Jagabee」用の「フタ」をもらえてしまうのだ(会員本人のみ)!
子どもにとって、じゃがりこは1箱を一気に食べるのは結構な量。しかし、本来のフタはぺらっとめくるタイプのため、輪ゴムを使ったりセロテープで留めたりするしかない。
そこで重宝されているのが、カルビーキッチンや「カルビープラス」といったアンテナショップの店舗限定で販売されているプラスチック製のフタというわけだ(値段は税込120円)。知らなかったという方、ぜひ入手してみてほしい。
じゃがりこ&Jagabee兼用のフタ。上に載せておけばよい。
カルビーに直営店があるのを知ってた?
今回取材した、カルビープラス第1号店の原宿竹下通り店。竹下通り入り口から数分、およそ150mちょっとという位置にある。
ところで、カルビーキッチンやカルビープラスといったカルビーのアンテナショップを、皆さんはご存じだっただろうか?
カルビーといえば、国民的な知名度を持つ製菓メーカー。「かっぱえびせん」(1964年発売)、「サッポロポテト」(72年)、「サッポロポテト バーベQあじ」(74年)、「ポテトチップス うすしお味」(75年)、「フルグラ」(91年)、そして現在、最も人気の「じゃがりこ」(95年)など、同社の人気商品を挙げたらきりがない。おそらく、日本人ならどこに住んでいようが、どの年代だろうが、幾度となく同社のお菓子を食べたことがあるはずだ。
そんな中、社内で、「揚げたてもぜひお客さんに味わってほしい」ということで、その場で調理した揚げたてのポテトチップスなどを食べられるアンテナショップの計画がスタート。そして、2011年12月に1号店としてオープンしたのが、カルビープラス(カルビーキッチンもカルビープラスもほぼ同じスタイルの店舗)原宿竹下通り店(原宿店)というわけだ。
現在、カルビープラスはカルビーキッチン海老名SA店を含め、北は北海道の新千歳空港店から南は沖縄国際通り店まで、全10店舗が全国で運営されている。
今回、その1号店である原宿店を取材した。カルビープラスやカルビーキッチンの特徴、そして楽しみ方などをお伝えしよう。
1Fの店内奥、調理場側から入り口方向を見た店内の様子。カルビープラスでは、スーパーやコンビニで見かける一般的なポテトチップスなどの袋詰めお菓子はあまり扱っておらず、カルビープラス限定品(さらに、その店舗限定のものもある)や地域限定などの特別なお菓子が多数扱われている。よだれの出そうなおいしそうなレアなお菓子ばかりで、ある意味、カルビーファンやお菓子好きには散在必至のデンジャラス(?)ゾーン!
店舗で出されるポテトチップスは生のジャガイモのみを使用!
カルビープラスは、店舗限定商品や地域限定品などを多数扱っていること(逆に普通にスーパーやコンビニで購入可能な一般的なお菓子はあまり扱っていない)が特徴のひとつ。
中でも最大の特徴は、やはり揚げたてのポテトチップスなどを食べられること! しかも、店頭で作るポテトチップスは、生のジャガイモをその場で調理して出しており、その点も大きな魅力となっている。
ポテトチップスの基本は生のジャガイモを使うことだそうだ。冷凍したものでは食感が変わってしまうため、お店に生のジャガイモを運び込んで店舗で調理しているのである。
毎日運び込まれたジャガイモを調理して、揚げたてポテトチップスなどがお客さんに出される!
また店舗で出されるポテトチップスは、機械と手作業との差はあるが、実際にカルビーの工場で行われているのと同じ工程を経て調理されている。当たり前だが皮をむくところから始まって、芽を取り、スライスして、揚げて、そして味をつけるまでを、すべてスタッフが店内の調理場で行っているのだ。
まずは皮むき。そして、芽を取り除くのもスタッフの手作業。
スタッフがジャガイモを高速スライスする様子。指をケガしないように、専用の手袋をして作業する。
しかもそうした作業は、どこの店舗でも目の前で見られるようになっていて(衛生面を考慮し、間に透明な仕切り板はある)、スタッフの高速スライスなどの調理技術を楽しんだり感心したりできるのである。
1階入り口から入って正面の奥に調理場がある。仕切られてはいるが、中は見られるようになっており、開店した後は、さっそくお客さんが詰めかけていた。
揚げたてのポテトチップスの特徴は!
それでは、カルビーキッチンの店頭で出される揚げたてのポテトチップスの特徴を紹介しよう。
まずチップスの形状だが、ギザギザで、しかも厚切り! つまり、食感がザクザクなのだ。
ちなみに原宿店はこのギザギザ厚切りのみを提供しているが、平面状の薄切りと好きな方を選べる店舗もある。もし近くのカルビープラスが選べる時は、同じ味付けで形の違いによる食感の差を楽しんでみるのもありだろう。
ギザギザの厚切りにスライスされた、揚げる前のポテトチップスたち。
あなたは甘いポテトチップスを食べたことがあるか!?
続いては味付け。こちらは、「これがポテトチップスの味なの!?」と衝撃を受けるようなものもある。「スイートチョコ味」とか、原宿店限定なら「メープル&クリームチーズ味」などだ。そう、カルビープラスでは「甘い」ポテトチップスも食べられるのだ!
もちろん、スーパーやコンビニなどでも甘い味の系統のポテトチップスも購入可能だ。しかし、期間限定品なども多い。でも、そうしたことを気にせず、いつでも甘いポテトチップスを食べられるのがカルビープラスというわけなのだ。
店頭メニューのひとつ、「スイートチョコ味+ソフトクリーム」。手前は、「北海道産ソフトクリーム」。北海道産クリームは単体で頼むことも可能だ。
今回、3品を試食させていただいたのだが、そのひとつが甘い味付け代表ということで、「スイートチョコ味+ソフトクリーム」(税込460円)。同品はギザギザ厚切りのポテトチップスにチョコソースがたっぷりとかけられており、北海道産クリームも添えられて、見た目からして一般的なポテトチップスのイメージを打ち破るものになっている。
記者個人としては、実は「この組み合わせ、本当に大丈夫なの!?」と見た瞬間に不安に感じてしまったのだが、実際に食べてみると、これが意外といける! 記者のように甘党ならかなりおいしく食べられるはずだ。
ちなみに、北海道産ソフトクリームはこれがまた濃厚! スプーンが用意されているので、ソフトクリームはそれ単体で食べるのが基本だが、チップスをつけて食べるのもありだろう。カルビープラスはソフトクリーム好きも要チェックのお店なのだ。
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続いて、「ホット&スパイシー味」と「ポテりこ」!
辛い! その名に違わぬホット&スパイシー味
店頭メニューには甘い系統だけでなく、「ホット&スパイシー味」、「北海道バター味」、「2種のチーズ味」など、ポテトチップスらしい味付けももちろん用意されている。
そして原宿店限定の「ホット&スパイシー味」(税込310円)も試食したのだが、これがまたうまいんだけど辛い! これだけをぱくぱく食べ続けるのは、かなりの辛党じゃないと厳しいかも知れない。そんな時は、JAF優待を使ってソフトドリンクを100円で。こちらは海老名SA店以外でもOKだ(博多阪急店を除く)。お得とおいしいを、同時に楽しめるのだ。
ホット&スパイシー味。かなり辛くて、これを一気に全部食べられるのは、かなりの辛党。
やめられない止まらない「ポテりこ」!
そして店舗に足を運んだら、必ず食べておくべきという、オススメのメニューがある。それが「ポテりこ」だ。カルビーファンの間では、このポテりこが非常に人気で、じゃがりこからどうにか工夫してポテりこにしてしまうという動画を公開しているような人もいるほどだ。
じゃがりこに似たスティックタイプだがまったく食感が異なっており、ふんわりとしたその場の揚げたて感を味わえる。要は、じゃがりこ風味のフライドポテトといった感じだ。じゃがりこも食べ出すと止まらないデンジャラスな(笑)お菓子だが、このポテりこもつまむ手が止まらなくなる。
今回、試食させてもらったのは、原宿店で一番人気の「サラダ味」(税込310円)。やめられない止まらないで、ポテりこをあっという間に平らげてしまった! 取材中なのをわかっていても、記者として恥ずかしいのに手を止められないほど困った(?)おいしさである。
容器はじゃがりこに似ているが、ポテりこ専用である。サラダ味のほか、チーズ味もある。
また、お店にイートインが用意されていることも嬉しいところ。特に冬の寒空や真夏の炎天下の中に出ずに食べられるのはとてもありがたい(原宿店は2階にイートインがある)。
2階の様子。左側には店舗限定品や地域限定品を含むお菓子が陳列。正面と右手にイートインのためのスツールとテーブルがある。
カルビーキッチン海老名SA店の限定味は!?
カルビーキッチン海老名SA店専用の期間限定JAF会員優待として、冒頭で「じゃがりこ」&「Jagabee」用の「フタ」の話をしたが、最後は同店限定のポテトチップスの味付けについても触れておこう。
カルビーキッチンは、店舗によってはその店舗限定の味付けが用意されているのだが、海老名SA店は「桜えび塩味」! こちらも覚えておいてもらって、東名高速(下)を走る時は、ぜひカルビーキッチンに寄って行こう。
2016年12月20日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)