2016年06月20日 15:49 掲載

ニュース・プラス モニター映像式のドアミラーが採用可能に!
国土交通省がミラーの規則を変更


タグ:

NP160620-02-01.jpg

CMSのイメージ。

 国土交通省自動車局は6月17日、道路運送車両の保安基準などを改正し、バックミラーの代わりに「カメラモニタリングシステム」(CMS)を使用することを認めた。施行は翌18日。

 日本は、国際連合の「車両等の型式認定相互承認協定」に1998年から加入している。同局はそれを取り扱う組織であり、クルマの安全基準について、国際的な整合性を図ることで安全性を向上させるべく、現在も同協定に基づく規則について段階的な採用を進めているところだ。

 今回、複数の規則について採用される運びとなり、バックミラーに関しては視界範囲に関する変更と、CMSをバックミラーの代わりに使用してもいいという点の二つが改正される運びとなった。

CMSをバックミラーの代わりに装備するには?

 メーカーが製造するクルマにバックミラーの代わりにCMSを採用する場合は、「間接視界に関する協定規則(第46号)」に定める画質・取り付け位置・表示時間(タイミング)・倍率(バックミラーの曲率に相当)・個数(クラスごとの分類)の要件に適合することが必要だ。要は、同等の視界を確保できるのであればCMSをバックミラーの代わりに装備してもいい、となったというわけである。

 ちなみに、近年はカーナビのモニターと共有で、バックする際に後方視界が表示されるリアモニタ-などのシステムが一般的になっているが、そうした切り替えて使う仕組みのものではない。ルームミラーやドアミラーのように、ドライバーが見ている・いないとは関係なく、常に後方視界を映している必要がある。

 よって、バックミラーすべてをCMSに切り替えるとなると、現在のミラーの位置に近い3か所にモニターを設置しないとならない。そのため、特に右側用のモニターはスペース的に設置位置に工夫が必要になりそうだ。

→ 次ページ:
CMSに置き換えるメリットとメーカーの考えは?