VW、VRを活用したプロモーションを開始
Golf Rで時速200kmオーバーを体験できる「Golf R サーキット体験」の画面。
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは6月17日、バーチャルリアリティ(VR)を活用したプロモーション「Volkswagen VR Theater」を正規販売店にて順次実施していくことを発表した。
今回のプロモーションはVR技術を利用しているのが特徴で、一般の試乗では体験しにくい同社の高速走行性能や先進安全技術などを店頭で気軽に体験できるというもの。モニターとヘッドフォンが装着されたオリジナルのヘッドセットを装着することで体験する仕組みだ。
用意されているコンテンツは大別して2種類。時速200kmオーバーで走行する「Golf R サーキット走行体験」と、同社の先進安全技術を扱った「Volkswagen オールイン・セーフティ体験」だ。
「Golf R サーキット走行体験」は、同社の「Golf」シリーズの中で最もスポーティーなグレードである「Golf R」に乗って、サーキットを全開走行する内容。プロのドライバーが実際にサーキットを走行し、その際の映像をもとに開発された。時速200kmオーバーの高速走行に加え、高速コーナリング、高速スラロームなどが用意されており、映像体験時間はトータルで3分程度となっている。
「Volkswagen オールイン・セーフティ体験」で体験できる機能は以下の3種類。それぞれ2分ほどの内容だ。
●アダプティブクルーズコントロール&渋滞追従システム:定速自動走行および前走車追従機能
●プリクラッシュブレーキシステム:衝突被害軽減ブレーキ機能
●レーンチェンジアシストシステム:レーンチェンジ時に後方から接近するクルマがある場合に注意を促す機能
実施時期は店舗によって異なるため、今回のプロモーションの体験を目的に店舗を訪問する際は、あらかじめ確認を取ってからにしよう。
「Volkswagen VR Theater」の「オールイン・セーフティ体験」の一場面。前走車追従中のところ。
2016年6月21日(JAF MATE社 IT Media部 日高 保)
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