路線バス修復・動態保存会「アスプロ」の皆さん。2024年10月13日、イル・ド・フランス地域圏のモントローで撮影。
クラブのロゴ。描かれているのは、パリ交通公団の塗色が施されたルノー・トラックとなってからのSC10型である。
クラブのお宝その1。サヴィエム社による1980年「SC10」。
ボディサイズは全長11.045×全幅2.5×全高2.96メートルである。最高速度は60km/h。
ギアボックスは、フランスを代表する変速機メーカーだった「ポンタ=ムッソン」製の半自動4段。利用者が乗車券に時刻を刻印するための機械もそのままだ。
車両は、実際にパリ交通営団(RATP)で路線バスとして使用されていたものである。
頭上には現役当時の路線図が。パリにおける北の玄関サン=ラザール駅と、南の玄関であるリヨン駅を結んでいた20番バスのものである。
1986年ユリエーズ社製GX107。ボディサイズは全長11.59×全幅2.5×全高2.915メートル。年齢に関係なく、また開催期間中に動かないと知っていても、思わず乗り込みたくなるのがバスの展示である。
ホイールの中央には、ユリエーズ社のエンブレムが。
こちらの車内は、一部の席だけ残し、ミニ展示室に改装されている。
路線バスの歴史を紹介した写真パネルと、会員のテオさん(20歳)。
パネルの反対側には、さまざまな地方における歴代の乗車券が。チケットレス化が推進されている昨今、近い将来子どもたちが「これ何?」と問いかける日が来るかもしれない。
1986年「ユリエーズGX107」の運転席に座るテオさん。メンバーにはプロのトラック/バスドライバーがいて、彼もそのひとりである。
カラーリングは、現役時代末期に路線バス乗車マナー啓蒙のため、教育機関を巡回したときのものである。
「宮浜温泉 RVパーク」の近隣にある温泉。
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