1990年式の「ゴルフⅡ」は、四角いダッシュボード内にボタンやスイッチを集中的に配置している。3速ATのシフトレバーは大柄なT字型。
「ゴルフ8」のコックピット。ライトや空調の操作がタッチスイッチになったが、乗ってみるとやっぱりダイヤル式の方が使いやすいと思った。バイワイヤのシフトレバーはとてもコンパクトになった。
1993年式メルセデス・ベンツ「W124」の運転席。バウハウス的なデザインを採用した室内のスイッチやボタン、ダイヤル、レバー類は配置や操作感がよく、筆者の最も好きな仕上がりだ。
上下/左右方向のダイヤルとスイッチを組み合わせたW124の空調部。オーディオもアナログの最高峰「ナカミチ」製を取り付けている。
コンソールのスタッガード式シフトレバーと4つのパワーウインドースイッチ。
ドアパネルに配置したシート型のパワーシートスイッチはメルセデスの伝統だ。
助手席側にもディスプレイが備わる最新「Eクラス」のMBUXスーパースクリーン。
ドアパネルのパワーシートスイッチは引き続き採用されている。
「スバル360」の運転席にはシンプルなスピードメーターが1個だけ。
4つの円形メーターが備わるホンダSシリーズの運転席。シンプルで見やすくスポーティだ。
トヨタ「2000GT」のウッドパネルに並ぶ7連メーターには惚れ惚れさせられる。ステッキのような形状のサイドブレーキレバーが特徴だ。
こちらは英国の名門アストンマーティン 「DB5」の運転席。こちらも円形の7連メータとなっている。
独特の1本ハンドル(8時の位置がセンター)を持つシトロエン「ID19(DSの廉価版)」の運転席。
ちょっと前までのテスラ車にはステアリングからシフトとウインカーレバーが生えていた。
先ごろ日本でも公開されたサイバートラックのインテリア。ステアリングとディスプレイのみとなっている。
ボルボのBEV「EX30」の運転席は大幅にシンプル化された。ステアリングにはシフトとワイパー、ウインカーレバーが備わっている。
前年のジャパンモビリティショーで展示されたコンセプトカー、BMWノイエクラッセとマツダのアイコニックSPのインテリアも物理スイッチが少なそうだった。
前年のジャパンモビリティショーで展示されたコンセプトカー、BMWノイエクラッセとマツダのアイコニックSPのインテリアも物理スイッチが少なそうだった。
3個のディスプレイを1枚のガラスで覆ったメルセデス・ベンツのBEV「 EQS」のMBUXハイパースクリーン。音声操作に優れている。
ポルシェのBEV「カイエン」もパッセンジャーディスプレイを装備。ステアリング周りにレバーやボタンを配置して使いやすくなっている。
ホンダのBEV「ホンダe」の全面ディスプレイを採用したダッシュボード。運転操作系はボタンやスイッチを多用している。
レクサス「RZ」のアウトホイールメーター。
日産「ノート オーラNISMO」の運転席。木目調パネルに埋め込まれた各種スイッチ類が特徴。
回転式のセンタースクリーンを搭載した中国BYDの「ATTO3 」。スイッチやボタンを意外と多く採用している。車内でカラオケもできる。
韓国ヒョンデの高性能BEV「アイオニック5N」のコックピットはアナログ式のボタンやレバーを多用し、サーキット走行にも対応できる。
フェラーリ「SF90XXストラダーレ」のステアリング。走行面に関しては手を離すことなくほとんどの操作が可能になっている。ウインカー操作は左右の親指で行う。
ランボルギーニもステアリングから手を離さずに各操作が行える。ウインカーは左スポークの小さなスライドスイッチで行う。
フォーミュラEのステアリング。BEVのレーシングカーとはいえ、アナログのスイッチやボタン、ダイヤルを採用している。写真はGEN2時代の日産のものだ。
日本GPで撮影したアストンマーティンのF1カー「AMR24」のステアリング。こちらもアナログのボタンやスイッチ、ダイヤルが所狭しと並んでいる。
※各コクピット写真は画像をクリック、または【記事の画像ギャラリーを見る】よりご覧いただけます。(全30枚)