「EM1 e:(イーエムワン イー)」は、日本国内での市販予定車として登場。EM1 e:はホンダの交換式バッテリー「モバイルパワーパックe」で駆動するスクーターだ。
従来のスクーターではシート下といえばヘルメットを収納できたが、EM1 e:の場合はバッテリーの収納スペースとなっている。
EM1 e:は現行の原付スクーターに混じっても違和感がないデザインだ。
ヤマハの実証実験用電動スクーター「E01(イーゼロワン)」は2022年のモーターサイクルショーに出展された。人気急上昇中の125ccクラス相当の出力を持ち、最高速度時速100kmに加え、満充電では100kmの航続距離を実現。バッテリーは交換式ではなく充電式。
E-Vinoは、国内で一般向けに市販されている唯一の原付電動バイク。バッテリーは交換式で、最高出力は1.2kWで約3時間で満充電となり、時速30キロの標準モードで32kmの航続距離となる。
スズキの「e-BURGMAN(イー バーグマン)」は、最高出力4.0kW、最大トルク18Nmを発揮し、航続距離は時速60kmの低地走行で44km。
カワサキ製、ネイキッドタイプのZ(写真左)と、フルカウルのNinja(写真右)。写真=カワサキ
ハイブリッドバイクは自社開発のハイブリッドエンジンを搭載し、燃費の良さと高い走行性能を両立させるとのこと。通勤通学からスポーツ走行やツーリングなど走行シーンに合わせ、モーター走行またはモーターとエンジン併用走行の切り替えが可能。
世界的なチェーンメーカーであるDID(大同工業)は、自社で電動バイク「e-CONCEPT(eコンセプト)」を開発して参考出品。
ユーティリティスペースはシート下にあり、小さめのヘルメットであれば収納も可能。
このモデルはフロントバスケットにフットブレーキ(右足で後輪の制動を行う)と大型リアキャリアを搭載したAAウィズPROというモデルで、新聞配達専用という尖ったコンセプトを持っている。車両区分は原付一種(50cc)で、定格出力は0.6kW、最大積載量は30kg。
こちらが通常モデルのAAウィズに、デリバリー用ボックスを積んだ状態。
写真=左からホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ
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