ANASとは、国家国道公社を意味するイタリア語の略称だった。
イタリアの道路管理会社「アナス」がかつて管理要員を駐在させていたカーザ・カントニエラの一例。
カーザ・カントニエラの外壁は、「ロッソ・ポンペイ」といわれる赤色で統一されている。
コモにて。後述するパオロ&ダニエラ夫妻が落札・購入した元カーザ・カントニエラ。
カーザ・カントニエラのほか、道路管理用の資材を保管するANASの小屋も同色に塗られている。
ANASの施設は、イタリアの一般道における一風景である。
カーザ・カントニエラの外壁には、国道の番号や起点から距離が掲げられている。
カーザ・カントニエラを示す石板。
コモの元カーザ・カントニエラを購入し、現在はB&Bを経営するパオロ&ダニエラ夫妻。
夫妻の元カーザ・カントニエラは、いわゆる懸け造りである。
夫妻は、ANASが示した売却条件に沿って、内外装を修復した。
元道路管理事務所長の駐在所は、瀟洒な宿泊施設に生まれ変わった。
筆者が住むシエナにあるANASの資材小屋。外壁の落書き以上に、窓から覗いている人形が不気味だ。
記事ページへ戻る