2021年04月23日 06:00 掲載

クルマ プリウスが王座陥落!?
【2020年版】燃費ランキング:普通・小型車編

国土交通省が毎年発表している燃費ランキングの2020年版が発表された。同年はフルモデルチェンジを受けたコンパクトカーの発売が多かった。その1つであるトヨタ ヤリスが、5年連続トップのプリウスを破りトップとなっている。また今回のランキングは燃費を測定する試験方法が、日本独自のJC08モードから国際的なWLTCモードへと切り替わった初年度でもある。

くるくら編集部 小林 祐史

ランキング常連3車種がフルモデルチェンジした2020年の国内新車市場

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トヨタ、日産、ホンダがコンパクトカーをフルモデルチェンジした2020

 国土交通省は毎年3月末に、前年1231日時点で発売されている車種を対象とした燃費性能値をランキングにして公表している。ユーザーへ省エネルギーへの関心を高め、メーカーには燃費性能の優れた車の開発を促すためである。なお燃費性能ランキングは、普通・小型自動車部門と軽自動車部門の2部門での発表となっており、今回は普通・小型自動車部門を紹介する。

 2020年の国内新車市場を見ると、コンパクトカーにトヨタがヤリス、日産がノート、ホンダがフィットを、フルモデルチェンジした新型車として投入した。いずれのモデルも最新のハイブリッド・電動技術を投入しており、燃費ランキングを白熱させることとなった。

プリウス2位。ヤリスが戴冠

 今回の燃費ランキング最大のトピックは、5年連続で首位を守り続けていたプリウスを破り、新型ヤリスが2020年のランキング1位となったことだろう。。そのヤリスの燃費は36.0km/Lで、2位のプリウス32.1km/Lに約4km/Lもの差をつけた。続く3位にヤリス クロス、4位にトヨタ カローラ スポーツが入り、2年連続で2位に入っていたトヨタ アクアは5位へ後退となった。なお2019年に続き、トップ10のうち7車がトヨタ、全車種がハイブリッド車という状態に変化はない。

 加えて2020年から燃費測定の試験方法が、日本独自のJC08モードから国際標準のWLTCモードとなった。これにより前年の燃費値と比較が難しくなっているので、ランキング表にはJC08モードも記載した。

<2020年 燃費ランキング:普通・小型自動車部門>

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出典:国土交通省

同一モデルでも全グレードが同じ燃費値ではない

 ちなみに燃費ランキングに表記されている燃費値は、モデルのなかで一番良い数値のグレードのものが記載されている。つまり、ヤリスの全グレードが同じ燃費値というわけではない。そこで今回は、トップ10に入ったグレード名を紹介し、燃費に関する諸元や価格、発売時期などの情報を、写真とともに次ページで紹介しよう。

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