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最終更新日:2021.10.05 公開日:2021.10.05

菰田潔のなるほど運転レッスン(第19回)|車間距離を2秒のはかり方

こんにちは、菰田潔です。私と一緒に『今さら人に聞けない運転の基本』を動画でおさらいしてみませんか? ひとつひとつチェックしていけば、きっといまより運転がうまくなりますよ! 連載第19回は、車間距離を距離ではなく、2秒ではかって適切にとる方法について解説します。

解説=菰田潔

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「2秒間」が安全で流れを乱さない車間距離

 適切な車間距離は安全運転の基本ですが、運転中に前を走る車との距離が何メートルなのかを知ることは、なかなか難しいことです。そこで、ある単位を使って、確実に安全な距離をキープするテクニックを紹介します。

 走りながらどんな風に車間距離をとればいいのか、なかなか難しいですよね。そこで、車間距離を長さではなく、時間で2秒とることをお勧めします。前の車が通過してから自分の車がそこに到達するまでに2秒間、これが安全で車の流れを乱さない車間距離です。

例えば、矢印の赤い線の部分を目印にして、前の車が通過したらゆっくり0から数えます

2まで数えた時に自分がどの地点にいるかで車間距離をはかることができます

 実際に車間距離をはかるときは、トンネルなどの目印になるものを決めて、その地点を前の車が通過したら、0、1、2という様にゆっくりと数えます(ぜひ動画で数える早さを確認してください)。2と言う前に自分が通過したら、前の車と近すぎます。2と言った後に自分が通過したら車間距離を2秒以上とっているということになります。何かの目印を自分で見つけて車間距離をはかってみましょう。

<プロフィール>
菰田潔(こもだ・きよし)

多くの運転講習会で講師を務めるモータージャーナリスト。その理論的で分かりやすい教え方から”プロフェッサーこもだ”とも呼ばれることも。

※この記事は2013年7月に公開した動画を元に再編集したものです。

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