2020年11月20日 06:00 掲載

ライフスタイル 高速道路のルート上の天気を簡単確認。日本気象協会の新サービス

高速道路を利用して長距離を移動しようとすると、出発地と目的地、もしくはその道中などでそれぞれ天気が異なることは珍しいことではない。そうしたとき、無料天気予報サイト「tenki.jp」の新サービス「道路の気象影響予測」なら、道路に沿った天気が確認できて便利だ。

神林 良輔

日本気象協会が運営する無料の天気予報サイト「tenki.jp」のトップページ。

画像1。Webサイト版「tenki.jp」のトップページ。

 「tenki.jp」は、日本気象協会が運営する無料の天気予報専門メディアだ。一般的な天気予報に加え、専門的な気象情報、さらには地震・津波といった防災情報も扱う。そして2020年8月3日から同サイトに加わった新たなサービスが「道路の気象影響予測」だ。

全国の高速道路の区間ごとの「気象影響リスク」を確認可能

 「道路の気象影響予測情報」は全国の高速道路において、始点から終点までの間で気象影響リスクがある区間(都道府県単位)を確認できるサービスだ。「tenki.jp」の「天気予報」メニューから「道路気象」を選ぶと、まず「気象影響リスクのある道路区間」として、リスクのある高速道路の一覧が表示される。そこから選べるだけでなく、名称もしくは地方・都道府県別に自分で調べたい高速道路を探すことも可能だ(画像2)。

日本気象協会の無料天気予報サイト「tenki.jp」の「道路の気象影響予測」のページ。

画像2。「道路の気象影響予測情報」のページ。

 いずれかの方法で調べたい高速道路を表示させれば、どの区間で気象影響リスクがあるのかを見ることができる(画像3)。なお区間は都府県単位だが、北海道に関しては道央、道東、道北、道南の4エリアに分けられている。

日本気象協会の無料天気予報サイト「tenki.jp」の「道路の気象影響予測」。道央道のエリア別の気象影響リスク一覧。道南、道央では気象影響リスクはないが、道北で2日後(11月17日から見て2日後の19日)に大雪の可能性がある。

画像3。エリアごとに表示される例(北海道は4エリアに分割)。道央道は、11月17日から見て2日後の19日に、道北において大雪のリスクがあることが確認できる。

 気象影響リスクとは、各種気象の影響により、道路の安全走行に支障が生じてしまう危険性のこと。ここでは、大雨、大雪、強風、風雪、高波の5種類の気象影響リスクが定義されている。選択した高速道路に気象影響リスクがある場合は、最大48時間先まで、6時間ごとに5種類のうちのひとつもしくは複数の予測が表示される(画像4)。

日本気象協会の無料天気予報サイト「tenki.jp」の「道路の気象影響予測」で、E4東北道の栃木県内区間である佐野藤岡IC~那須高原SA/同スマートIC間に強風のリスクがあるという表示。

画像4。E4東北道の栃木県内区間(佐野藤岡IC~那須高原SA/同スマートIC)を表示したところ。およそ2日後(11月2日から見て)の4日の0~6時に強風のリスクがあるという表示。

 そしてリスクの高さは4段階。アイコンの種類(色)でリスクの高さは表現されており、リスクありの場合は黄色のアイコンが表示される。さらにリスクが高い場合は赤のアイコンとなり、非常に高い場合は紫のアイコンとなる。リスクがないときはアイコンは何も表示されない(画像5)。

日本気象協会の無料天気予報サイト/アプリ「tenki.jp」の道路の気象影響予測のアイコン。リスクの高さを4段階で表している。

画像5。道路の気象影響予測のリスクの高さを表すアイコン。リスクの高さは右端の「なし」から紫色の「非常に高い」まで4段階で表される。


 高速道路での走行は、速度が高いが故に気象の影響を受けやすくなる。たとえ晴れていても、強風が吹いていると知っていれば、トンネルの出口などで煽られないよう運転することができる。高速道路を利用して遠出する際は、道中や目的地近辺の気象は出発地とは大きく異なることも考慮し、「道路の気象影響予測」でしっかりと気象リスクの有無や種類を確かめるようにしよう。

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