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最終更新日:2023.07.06 公開日:2019.12.15

【フリフリ人生相談】で、結局なにが言いたいの?

私、会話がヘタなんです。
いつも「話が長い」「結局なにが言いたいの?」と言われてしまいます。

会議などのプレゼンテーションでは、自分でもなにを言っているのか不明。
おいしかったものや楽しかった映画の話もうまく伝えるのが苦手です。

よく「要点から話せば?」と言われますが、
たとえば「あの映画おもしろかった!」って先に言ってみても、
なぜおもしろかったのかが支離滅裂に……。

話がうまくなるにはどうすればいいんでしょう。


天空

まずは、基本のキ

こういう相談をしてくる人は、
大前提で少しばかり誤解をしていると思うな。

「私、ピアノがヘタなんです。支離滅裂になっちゃって」
「ピアノはどれくらい習っていたの?」
「いや、習ったことはないです」
相談の内容は、実は、こういうことなのだよ。

センスとかコツとかの問題ではなくて、
そもそも努力をしていない。

落語にだって筋書きはあるし、
お笑い芸人たちにもネタがあり台本がある。
そして、なにより、彼らは徹底的に稽古をしている。
話芸の達人であればあるほど、
基本的な稽古を大切にしている。

というわけで、あなたがやるべきことは、
会議のプレゼンテーションの前に、
話す内容を全部、文章として仕上げておく。
その文章自体を練りあげて、
丸暗記して、今度はビデオに撮りながらセルフチェックをする!

スティーブ・ジョブズもそうしていたし、
誰だって、そういう「下準備」をするのだよ。

なにもしないで「話上手」にはなれない。
まずは、話す内容をしっかりと文章化する訓練をする。
食事をしたり映画を観終わったら感想文を書く。
そういうことを積み重ねていってはじめて、
すらすらと、おもしろい話ができるようになるのだ。

他の人のアドバイスも聞きたい

恵子

山田一郎


山田一郎

しゃべらない。

無理して、おしゃべりしない。
それでいいじゃないですか。

会議のプレゼンテーションなんて、やらない。
そういう役からは逃げる。
食事をしても映画を観ても、感想なんて言わない。

世のなかの人がみんな話が上手で得意なんてことはないわけだから、
無理して、そういうことはしないでいいですよ。

まずは、そういうふうに決めてしまうのが大切だと思います。

そうすると、周囲がそういうふうに理解して、
そういう態度で接してくれるようになります。

いつの間にか、会議をしなくていい部署に異動になり、
食事のことや映画について感想を求められなくなるかもしれません。
でも、間違いなく、
話がうまくないことをコンプレックスに感じている人より、
堂々と、清々しく、話しベタでいるほうが、幸福になれますよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

天空

恵子


恵子

人の話を聞く

無口な人ではなくて、
話好きなんだけど、話が長い、ヘタってことみたいね。

そういう人は、案外、人の話を聞いてないのよね。
間が悪いというか……。
まわりが話しているのを聞かないで、
自分勝手に感想なんて言っちゃうんじゃないの?

なので、まずは人の話を聞く!
それが大切。

会議のプレゼンテーションも、自分が上手にやりたいと思ったら、
うまい人のプレゼンをじっくりと聞くことよ。
食事の感想も、映画の感想も、
そういうのが上手な人の話を、ちゃんと聞く。

人の話をしっかりと聞くようになれば、
上手な人の話しかたとか話の進めかたとかも参考になるし、
自分が話をはじめるタイミングもよくなるはず。

そうやって、自分のしゃべりを磨かないと。

やっぱり、芸は盗むべしってことじゃないですか?

他の人のアドバイスも聞きたい

天空

山田一郎


ライター・松尾の右往左往

本格的なことを言えば、
天空の回答に尽きると思いますけどね。

アメリカ大統領にもスピーチライターがいて、
原稿を何度も推敲して、練りに練って、
そのうえで、大統領自身がカメラ前で練習して、
自然で、かつ説得力あるスピーチに仕上げていくわけですから。

トランプはそういうこと、しないみたいですけど。

ま、とにかく。
まずは話す内容を文章にする。
文章にするうちに、起承転結とか、盛りあげかたっていうのも、
しだいに頭に入るようになります。

そこからはじめるのがいいと思います。

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