タミヤから1/24プラモデル「メルセデス・ベンツ500SEC」が27年ぶりに復刻！ 伸びやかで優雅なフォルムを実感たっぷりに表現【クルマとホビー】

「500SEC」は1981年秋に登場した2ドアハードトップ

139年の長い歴史を持つメルセデス・ベンツは、「最善か無か」の基本理念のもと、数々の名車を世に送り出してきた。

なかでも1981年秋に登場した「500SEC」は、フラッグシップ「Sクラス」の2ドアハードトップ仕様として知られる。

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.29「1/24 メルセデス･ベンツ 500 SEC」。完成サイズは全長209×全幅87×全高60mm。写真はキットを組み立て塗装したもの。(C)TAMIYA,INC.ALL RIGHTS RESERVED.

滑らかなラインが特徴的なハードトップボディは、空力性能を追求したデザイン。搭載される5.0リッターV型8気筒エンジン（欧州仕様）は231馬力を発揮し、約1.6トンの車体を最高速度225km/hまで引っ張る。

走行性能はもちろん、信頼性・安全性・快適性もトップレベルで、500SECは高級車の新たなベンチマークとなり、その後のクルマ設計にも大きな影響を与えた。

キットでは室内、エンジンルームなども精密に再現

上質感漂う室内も実車そのまま。前席はシートバックを別パーツ化し、ドア内張りも別パーツ構成とするなど立体感も再現。

今回登場したのは、そんな「500SEC」を1/24スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット。完成サイズは全長209×全幅87×全高60mmで、室内やエンジンルーム、シャーシ構造など細部にわたり高精度でモデル化されたフルディスプレイ仕様だ。

2ドアハードトップの滑らかなボディラインを実車同様に再現。存在感ある5.0リッターV8エンジンやエンジンルーム内も、実感豊かに表現されている。ボンネットは脱着可能で、内部のディテールも鑑賞できる。

四輪独立懸架のサスペンションやプロペラシャフトなどの駆動系、さらにはエキゾーストシステムまで、シャーシ下面も精密かつ立体的に再現。作りごたえと見ごたえを兼ね備えたモデルに仕上がっている。

上質感漂う室内は、計器盤やシート、ドア内張りなどをリアルに再現。インテリアの木目やシートのグラデーションは、スライドマークで質感豊かに表現されている。また、前席シートバックや内張りのパーツは別構成とし、立体感がある。

均整の取れた伸びやかで優雅なフォルムを、実感豊かに再現。視認性に配慮した凸凹形状のリアコンビネーションランプも特徴的で、ソリッドゴム製のタイヤは、トレッドパターンも精密に造形。細部までこだわった仕上がりとなっている。

均整のとれた伸びやかで優雅なフォルムをリアルに再現。視認性の高さに配慮した凸凹形状のリヤコンビネーションランプも特徴的。

INFORMATION
タミヤ 1/24 メルセデス・ベンツ 500 SEC
内容：1/24スケール プラスチックモデル組み立てキット
完成サイズ：全長209×全幅87×全高60mm
発売日：2025年7月19日（土）頃
価格：4070円（税込）
https://www.tamiya.com/japan/products/24029/index.html

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