自動車税のお得な支払い方法 2025年版! ファミペイや楽天ならポイント付与も。
例年5月になると届く自動車税の納税通知書。1度に数万円の出費になるため、お財布に優しくありません。しかし近年、多くの自治体でクレジットカードでの自動車税納付が可能になっていたり、キャッシュレス決済に対応していたりと、納付方法も時代の流れに乗って変化。納付でポイントを貯めることや、外出せずにネットで納付することも可能になりました。ここでは、自動車税をお得かつ簡単に納付する方法をご紹介します。
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多くの自治体がキャッシュレス決済に対応

昨今は、スマートフォンの普及にともなってキャッシュレス決済に対応する自治体も増えた。
例年5月は「自動車税」の納税通知書が届き、支払いのために頭を悩ませる時期です。これまで自動車税は、現金や銀行振込での支払いが一般的でしたが、2017年1月から多くの自治体でクレジットカードを利用することが可能となり、どこにいても自動車税の納付ができるようになりました。
さらに、近年は自動車税の納付方法として、スマートフォンやタブレット端末の決済アプリを導入する自治体も増加しています。アプリでの支払いは、クレジットカードでの支払いと同様に、インターネットさえ繋がれば、どこにいても納付できるメリットがあります。

自動車税をスマホ決済アプリで支払う方法は、東京都主税局のWebサイトで紹介されている。
スマートフォンアプリを使用する場合の納付方法はとても簡単です。決済アプリを起動し、納付書に印字されたバーコードや地方税統一QRコード(eL-QR)を読み取り、支払い手続きをするだけで納付が完了します。対応アプリは自治体などにより異なり、たとえば東京都でバーコード、QRコード決済に対応しているのは下記のアプリです。
【東京都でバーコード、QR決済に対応したアプリ】
<バーコード対応アプリ>
・au Pay
・d払い
・J-Coin Pay
・PayB
・PayPay
・モバイルレジ
・楽天銀行アプリ
・楽天ペイ
<QRコード(eL-QR)対応アプリ>
バーコード決済可能な上記8つに加えて下記などが対応。
・ファミペイ
・F-REGI(エフレジ)
・COTRA
・JRE BANK
・りそな銀行
・まにこいん
・Bank Pay
・YOKA! Pay
・atone
・さるぼぼコイン
※2025年5月現在
また、納付書に「ペイジー(Pay-easy)マーク」が記載されてる場合は、ペイジーというネットバンキングサービスで納付できます。
その他、ミニストップでは一部の自動車税・軽自動車税を電子マネー「WAON」で支払うことが可能です。これは、WAON一体型のイオンカードや、JMB WAONカードも対象です。しかし、自動車税納付にともなうポイント還元はありません。
自動車税の納付でポイントを貯める方法!

自動車税の支払いで貯めたポイントを、ショッピングなどに活用できるのは嬉しい。
前述のように、自動車税の納付に対応したアプリの多くは、自動車税の納付で利用してもポイントが貯められない仕様になっているのが一般的です。しかし、一部アプリでは公共料金や税金の納付でもポイントが付与されるものがあります。
ファミリーマートが提供するスマートフォン決済アプリ「ファミペイ」では、納付書に印刷されたeL-QRをアプリで読み取って支払いをすると、支払い1件につき10円相当のファミマポイントが付与されます。さらに、ファミペイの「翌月払い」機能を利用して請求書払いをすると、1件あたりの10円相当のファミマポイントに加え、支払金額の0.5%分のファミマポイントも進呈されるそうです。
また、クレジットカードでの自動車税納付でもポイントを貯めることができます。例えば、楽天カードの場合は納付額500円につき、1ポイントの楽天ポイントが進呈されます。
一般的にクレジットカードでの納付は、各自治体の専用Webサイトを通じておこないます。専用Webサイトにアクセスして、納付情報や支払い情報を入力することで納付できるため、手順は簡単です。ただし、別途手数料がかかったり、領収書が発行できなかったりとデメリットもあるので注意が必要です。
【自動車税の納付でポイントを貯める方法】
・ファミペイ「翌月払い」の請求書払いで納付
支払金額の0.5%+1件につき10円相当のファミマポイントが進呈
・楽天カードで自治体Webサイトから納付
納付額500円につき、1ポイントの楽天ポイントが進呈
ここに挙げたサービスはあくまで一例です。ポイント付与の対象になるサービスは日々変化しているので、最新情報は各決済サービスのWebサイトなどで確認するといいでしょう。
このように、自動車税の納付方法はスマホ決済アプリやクレジットカードなどのキャッシュレス決済に対応してきているため、以前よりも納税者にとって利便性が高まってきています。
しかし、自治体ごとに対応している決済手段は異なります。これから自動車税の納付をおこなうドライバーは、居住地の自治体サイトや窓口などで納付方法について確認し、メリットやデメリットを踏まえて、納付方法を選ぶようにしましょう。
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