首都高、新たに55か所をETC専用入口に! 5月25日から順次通行止め【道路のニュース】
首都高速道路は、ETC専用入口の拡大に向けて、料金所のリニューアル工事を5月25日(金)20時から順次開始する。工事が予定されているのは55か所の入口で、それぞれ40日程度の通行止めが実施される。
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首都高のETC専用入口が55か所増える

首都高におけるETC専用入口拡大へ向けたリニューアル工事の概要。
首都高速道路は、ETC専用入口の拡大に向けて、55か所の入口においてリニューアル工事を実施すると発表した。工事は5月25日(金)20時から順次開始され、それぞれの箇所で約40日間の通行止めが行われる。
リニューアル工事のスケジュールと対象料金所は下記の通り。
【首都高のETC専用入口拡大のリニューアル工事概要】
■通行止め期間:2025年5月25日(金)20時~7月5日(土)1時 <5か所>
1号羽田線(上り)鈴ヶ森、3号渋谷線(上り)高樹町、9号深川線(下り)福住、湾岸線(西行き)臨海副都心、湾岸線(西行き)三溪園
■通行止め期間:2025年6月~9月頃<20か所>
入谷(北上野)、天現寺、池尻、代々木、西神田、飯田橋、駒形、豊洲、王子南、扇大橋(内回り・外回り)、中野長者橋、西池袋、足立入谷、新都心(上り・下り)、浦和北、湾岸環八、永田、石川町
■通行止め期間:2025年10月~12月頃<15か所>
汐留、飯倉、神田橋(内回り・外回り)、上野、勝島、板橋本町(上り・下り)、堤通(上り・下り)、船堀橋、鹿浜橋(上り・下り)、新横浜(上り・下り)
■通行止め期間:2026年1月~3月頃<15か所>
宝町、芝公園(内回り・外回り)、芝浦(上り・下り)、三軒茶屋、永福(上り・下り)、北池袋、向島(上り・下り)、小菅、千住新橋(内回り・外回り)、殿町
リニューアル工事の実施中は、影響が極力少なくなるように隣接した入口では同時に工事が行われないように計画されているという。
なお、2025年6月以降の通行止め日時の詳細は、工事開始1か月前頃に首都高「大規模・長期の交通規制」サイトで公開される予定だ。
ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーンを実施

首都高ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2025の助成対象。
首都高は、今回のリニューアル工事にあわせて「首都高ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2025」を実施する。
同キャンペーンは、ETCまたはETC2.0車載器を新規に購入・取り付け・セットアップを行なった人を助成対象とし、費用を最大1万円分補助するもの。新規購入が対象で、買い換えは対象外なので注意が必要だ。
なお、四輪車の新車は初年度登録から4か月以上経過していないと助成対象にはならない。二輪の場合は、新車でも助成対象になる。
【首都高ETC/ETC2.0車載器購入助成キャンペーン2025】
期間:2025年5月26日(月)~7月25日(金)
※期間中に助成台数に到達した時点で終了
助成台数:10,000 台
助成金額:最大10,000円/台
対象地域:東京都、神奈川県、埼玉県
首都高によると現在運用中のETC専用入口は35か所あり、今回の55か所で工事が完了すると合計90か所がETC専用になるという。ETC専用入口では、現金、クレジットカード等は利用できない。現金での利用を継続したいドライバーは、自身が利用予定の入口が現金に対応しているか事前に確認しておいた方がいいだろう。
INFORMATION
首都高「大規模・長期の交通規制」
https://www.shutoko.jp/traffic/control/largeScale/list/