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最終更新日:2025.04.11 公開日:2025.04.12

カワサキが放つ大阪・関西万博の目玉がコレだ! もはや動物!? “4足歩行”のバイク「コルレオ」がスゴすぎる!

カワサキ コルレオ|Kawasaki CORLEO

川崎重工グループは、2025年4月13日から開幕する大阪・関西万博の「未来の都市」パビリオンにて、4本脚が特徴的なコンセプトモデル「CORLEO(コルレオ)」を展示する。

カワサキ コルレオ|Kawasaki CORLEO

文=KURU KURA編集部

画像=川崎重工グループ

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コルレオのイメージは馬や犬ではなく“猛獣”?

川崎重工グループは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオンにて、4本脚を持つ次世代モビリティ「コルレオ」を展示する。

同社は、ヒトには「移動することによって幸せを感じる」といった仕組みが遺伝子レベルで組み込まれているという研究結果をもとに、万博出展テーマを「移動本能」に決定。未来の移動手段のひとつとして、CORLEO(ラテン語でライオンの心臓を意味)を考案した。コルレオには、山々を駆け登ったり雄大な景色を楽しむなど、壮大な自然を舞台にヒトの移動本能を解き放ちたいという想いが込められている。

コルレオの大きな特徴として、モーターサイクルのスイングアーム機構を採用。前脚部と独立して後脚部が上下に動くことで、移動時の衝撃吸収や、進行方向の地形を確認しやすい姿勢を保つことができる。操作方法はライダーが乗馬のように重心移動することにより操縦できる仕組みだ。乗りこなすにはコツが必要そうだが、マシンが鐙(あぶみ)の長さを自動で調整してくれるので、初心者でも安全・安心に山岳や水場などを走行できるという。

コルレオには150ccの発電用水素エンジンを搭載。後方に搭載するキャニスターから水素を供給する。発電された電気を利用し、4脚に搭載したパワーユニットで駆動する。

コルレオには150ccの発電用水素エンジンを搭載。後方に搭載するキャニスターから水素を供給する。発電された電気を利用し、4脚に搭載したパワーユニットで駆動する。

また、コルレオは水素を燃料とすることで、脱炭素化社会の実現にも貢献。パワーユニットには150ccの発電用水素エンジンを搭載し、後脚部に挿入されたキャニスターに水素を貯め、前脚部に搭載した水素エンジンで発電し、駆動するという興味深い構造を持つ。

会場ではコルレオが複数のポーズを取る様子を確認できるほか、同社が提案する未来の公共交通システム「ALICE SYSTEM」も展示される予定だ。

INFORMATION
川崎重工グループ 大阪・関西万博特設サイト
https://www.khi.co.jp/expo2025/

動画=Kawasaki Group Channel

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