フィルムカメラ片手に都心で出会う、北欧のひととき【Volvo Studio Tokyo編】━━連載|CCGとクルマでどうする?<第4回>
Instagramを中心に活動する若手クルマ好きクリエイター集団『CAR CITY GUIDE(カー・シティ・ガイド)』が、クルマで楽しむ東京のスポットを紹介する連載。第4回は、青山にある静かな“ショールーム”でのひとときをご紹介。
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青山のど真ん中に、北欧みたいな場所があるらしい

この日、CCGのオフィシャルカー「VOLVO 850」で向かったのは、表参道から徒歩7分のところにあるVolvo Studio Tokyo。
近くの路上駐車枠に850をサッと停めて向かうことに。
「ショールーム」と聞くと、ちょっと堅そうなイメージがあるけど、ここはぜんぜん違った。
ドアをくぐった瞬間、空気がすっと変わる。北欧の自然をイメージした店内は、照明のライティングも空のように変化。夕方にはオーロラっぽい光が揺れていて、思わず見とれてしまう。

世界中のVolvo Studioでデザインが統一されていて、クルマのインテリアとの世界観もリンク。
機能性と感性がちゃんと共存してるって、なんかイイ。
僕らの850にもやっぱり似た雰囲気を感じるし、VOLVOらしさは脈々と続いていることを肌で感じられる。
フィーカって知ってる? アイスチャイとドーナツで一休み

ショールームの奥には、ちょっと秘密基地っぽいカフェスペースが。
北欧の「Fika(フィーカ)」って文化をテーマにしたカフェで、ゆるっと休憩できるのがポイント高い。
今回は、気になってたアイスチャイと、ドーナツをチョイス。チャイはスパイスがしっかり効いてて、甘さ控えめで大人っぽい味。ドーナッツはふわっふわで、口に入れた瞬間ちょっと幸せになれる。

ちなみに、ストックホルムローストの豆を使ったコーヒーも人気とのことだけど、意外とこのエリアにはカフェが少ないから穴場なのかも?
カフェだけの利用もOKらしくて、友達と青山ぶらぶらしてて「ちょっと一息」という時に思い出したい場所になりそう。

体験するショールームってこういうこと?
ちょうど展示されていたのは、コンパクトEV「EX30」や、マイナーチェンジしたばかりの「XC90」。
EX30は日本の駐車場事情もふまえて車高が1550mmになってたり、サステナブル素材をめっちゃ使ってたりと、細かいところまで“気の利いてる”感じが伝わる。

でも、この場所の一番面白いところは、“売るための場所”じゃないってこと。

試乗も専任ドライバーが案内してくれるし、営業はナシ。とにかく「体験してみて」ってスタンスが心地いいよね。

あと、日本限定のバーチャルドライブ体験もあって、スウェーデンの有名スポットを巡るような感覚で車内で映像が楽しめる。これはもはや、エンタメ。

発売されたばかりの新しい「XC90」も展示してあって、古いクルマが好きな僕らでも最新のモデルを目の前にすると、やっぱりワクワクしてしまいました!
クルマって、やっぱりライフスタイル

1時間くらいの滞在でも、北欧の感性にちょっと触れられた気分。
「クルマ=移動手段」じゃなくて、「どんな時間を過ごすか」まで想像させてくれる場所だった。

帰りはいつものVOLVO 850で、いつもよりちょっとスローに青山を流す。
ドーナッツの甘さとチャイの余韻を残しながら、「ああ、こういう休日っていいな」って思える午後になりました!
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