若手クリエイター「Car City Guide」3名が選ぶ今年の1台は「ミニ カントリーマン」━━【若者はこれに乗れ! KURU KURAカー・オブ・ザ・イヤー2024-25】
日本を代表する著名モータージャーナリストたちが、20代・30代の若者にオススメしたい、今年いちばんのクルマを新車・中古車問わず選出するこの企画。今回は番外編として、実際に若者はどんなクルマを欲しているのか答え合わせ! 若手クリエイター「Car City Guide」の3名が選んだ今年のベストカーを紹介しよう。
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クルマを紹介する人_Car City Guide
Instagramを中心に活動し、いまクルマ好きの間で人気を集める若手クリエイター集団『CAR CITY GUIDE(カー・シティ・ガイド)』。街に住む人へクルマのある暮らしや、クルマと過ごす時間の楽しさを提案し、初めてのクルマを手に入れるキッカケとなるようなコンテンツを若手デザイナー3人で日々発信中。大切な愛車を引き継いでくれるマッチングカーサービスや、各地のドライビングスポットをまとめたZINE「BIG PRINT」を制作するなどの活動も行っている。
https://www.instagram.com/car_city_guide/
2024年いちばんのクルマ
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ミニ カントリーマン|MINI Countryman
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レトロな世界観を脱却して垢抜けた新世代ミニ。先代と比べるとキャラが濃すぎない感じにまとまっていて、大人っぽくシックに乗れる1台になったと思う。シブいおじさんが乗っても似合う。
エクステリアは厚みがある水平基調なボディに大人びた顔つきのおかげで、ちょっとランドローバーっぽい雰囲気がある。
そして個人的にはインテリアが大好き。1959年の初代のミニマリズムをそのまま2024年にアップデートした感じで、機能的に理に適うように落とし込まれているのがイケている。
3ドアのミニもいいけど、より一皮むけた感じがするカントリーマンに1票!(CCG ホタカ)
ドライブデートしたいクルマ
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メルセデス・ベンツ 190E(W201)|Mercedes-Benz 190E
メルセデス・ベンツ 190E(W201)|Mercedes-Benz 190E
ドライブデートをするなら、快適装備はマスト。エアコン、オーディオなんかは確実に動かないと困る。だからと言って、最新の車だと少し味気ない。
そんなシーンにピッタリなのが、メルセデスベンツの190E。90年代の程よい頃合いの年式のクルマは、快適装備とムードのバランスがいい。そしてなんと言っても、やっぱりメルセデス。静かだし、乗り心地も抜群。しなやかな足回りは二人の会話の邪魔をしない。
小ベンツとも呼ばれた、コンパクトなボディサイズは都内での取り回しもしやすくて、駐車が上手くいかなくて恥をかく……なんてこともなさそう。そして何より、コンパクトなキャビンは二人の距離を近づけてくれる。(CCG タクミ)
家族でお出かけしたいクルマ
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ホンダ ステップワゴン e:HEV エアー|Honda STEP WGN e:HEV AIR
ホンダ ステップワゴン e:HEV エアー|Honda STEP WGN e:HEV AIR
丁寧につくられた素敵なクルマ。
発売から2年経った今でも、街で見かけるとつい目で追ってしまう上質な雰囲気がある。
生活感がにじみやすいミニバンでこのオーラを纏ってるのはすごいし、乗ってる家族を素敵に見せるクルマだと思う。
乗る人みんなへの優しさもしっかり考えられていて、特に車酔いしにくいように車内の見渡しを整えているというのには感動。運転支援も充実していて、遠出のお父さんお母さんにも優しい。
気遣いと優しさが外にも中にも行き届いているからこそ、このオーラが出せるのだなあと学ぶ1台。(CCG ホタカ)
運転が楽しいクルマ
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クラシック ミニ|Classic Mini
クラシック ミニ|Classic Mini
これまでの人生でいくつかのクルマを運転してきて、唯一「まだ目的地に着かなくてもいい!」と思ったクルマ。改めてここで書く必要が無いほどの名車だけど、改めて書きたい。
直感的なアクセルフィーリング、ゴーカートのようなハンドリングは言わずもがな、多分、僕をそうさせた要素は恐らく「振動」と「匂い」。
ハンドルから腕に伝わるエンジンの振動は、臨場感を掻き立てるのはもちろん、体の血流を物理的に向上させるのか、体全体が熱くなってくる感じがしてくる。走れば走るほど、フロントに置かれたエンジンからは燃焼した香りが車内に漂ってくる。
物理的に人間を楽しませる仕組みになっている、なんとも罪な一台。(CCG タクミ)
いま20代だったら欲しいクルマ
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マツダ 初代ロードスター(NA型)|Mazda Roadster
マツダ 初代ロードスター(NA型)|Mazda Roadster
今となっては古典的で王道のオープンツーシーター。
ちょうど30歳になった今、わかりやすい王道を手に入れる選択を取りづらいなと感じていて、勢いで色々試せる20代の内に何の気兼ねも無く乗っていれば……と少し後悔が残っているからこそ選んだ一台。
そしてNAを選んだのは見た目はもちろん、20代のうちに原点を知っておくからこそ、30代、40代に向けて知見が広がると考えたから。まだ20代の内に乗れるチャンスがある人はぜひ。
とはいえ、中々手を出せない値段になってますが、そこは若さで乗り越えましょう。(CCG マコト)
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