札幌と釧路が高速道路で直結! 阿寒IC~釧路西ICの開通で「釧路外環自動車道」は「道東自動車道」に名称を変更。【道路のニュース】
北海道開発局釧路開発建設部は2024年9月12日、阿寒IC~釧路西IC間の開通を控え、「釧路外環状道路」を「道東自動車道(道東道)」に名称を変更すると発表した。道民の長年の悲願である「道東道の釧路延伸」で、札幌から釧路まで高速道路でつながる日も近付いている。
「釧路外環」の名称は「道東道」に変更へ
北海道開発局釧路開発建設部は9月12日、「釧路外環状道路(釧路外環)」の名称を「道東自動車道(道東道)」に変更することを発表した。令和6年(2024年)度中に道東道の阿寒IC~釧路西IC間の開通を予定しており、道東道と釧路外環がつながることから、名称を「道東道」に統一する。
北海道の道央~十勝~釧根エリアを結ぶ道東道は、平成28年(2016年)には千歳恵庭JCTから阿寒ICまでつながった。一方、釧路の市街地を迂回するバイパスの釧路外環(通行料無料)は、平成31年(2019年)に釧路西ICから釧路別保ICまでの全線が開通済み。
予定どおり道東道の阿寒IC~釧路西ICが開通し「道東道の釧路延伸」となれば、いよいよ札幌市と釧路市が高速道路1本で結ばれることになる。これによって札幌市から釧路市までの移動時間は、現在の4時間19分から4時間12分まで短縮するとみられる。(※移動時間はいずれも夏期)
釧路開発建設部は、道路名の名称変更に伴い、既存の案内標識の更新や新設といった、開通に向けた最後の作業を進めている。
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