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最終更新日:2024.10.10 公開日:2024.10.10

中央道「恵那峡SA」にスマートIC設置で東京・名古屋へのアクセスが便利に! 渋滞回避で所要時間も短縮。【道路のニュース】

国土交通省は9月6日、中央自動車道(中央道)の「恵那峡サービスエリア(SA)」にETC専用のスマートインターチェンジを新設することを決定した。市街地からもほど近い恵那峡SAスマートICから高速道路にアクセスできるようになることで、東京・名古屋方面への所要時間も短縮できる見込みだ。

文=KURU KURA編集部

資料=国土交通省・恵那市

渋滞回避! 恵那峡SAにスマートICを新設

中央道の恵那峡SA。雄大な渓谷美を誇る「恵那峡」に足を運ぶ観光客も多い。(画像:(c) Antelope - stock.adobe.com)

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国土交通省は9月6日、中央道「恵那峡SA」(岐阜県恵那市)にETC専用のスマートインターチェンジを新設することを決定した。恵那峡SAは、恵那市中心部の東にあり、中央道の中津川ICと恵那ICの間に位置している。恵那市の市街地から高速道路までのアクセスが容易になり、東京・名古屋方面への所要時間が短縮。産業や観光の活性化に期待が集まっている。

現在、恵那IC周辺の主要交差点(恵那IC交差点、恵那IC北交差点、坂の上交差点)には常に車両が集中。慢性的な渋滞が発生しており、恵那峡SAスマートICは、混雑する恵那ICの利用者を分散させる方策のひとつとして進められている。

恵那峡SAスマートICの位置図。この西に位置する恵那ICの周辺では慢性的な渋滞の課題がある。(画像:国土交通省)

今回スマートICが整備され、市街地の混雑区間を回避して高速道路へアクセスできるようになることで、名古屋方面(瑞浪IC)への所要時間は最大8分短縮。輸送時間短縮およびコスト削減による物流の効率化が期待されている。

また東京方面からのアクセスも向上するとして、観光の活性化にも注目が集まっている。国土交通省の資料によれば、スマートICの整備により交通状況に応じた複数経路選択が可能となることで渋滞が緩和。木曽川中流の渓谷として有名な観光地「恵那峡」を拠点とした60分圏域の人口は、整備後に約40万人増加する見込みだという。

【恵那峡SAスマートIC(仮)の概要】
位置:中央道 中津川IC~恵那IC間(恵那峡SAと接続する)
所在地:岐阜県恵那市
運用時間:24時間利用可能
形式:全方向(フルインターチェンジ)
対象車種:ETC車載器を搭載した全車種

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