4年ぶりの夏開催! GSX1300Rハヤブサが集う「第13回 隼駅まつり」
スズキ・GSX1300Rハヤブサとハヤブサライダーたちが全国から集う隼駅まつりが、4年ぶりに夏に開催される。
レトロで小さな木造の駅に、大型バイクが大集結
鳥取県八頭郡八頭町の若桜鉄道・隼駅にスズキ・GSX1300Rハヤブサが全国から大集結する「隼駅まつり」が、2023年8月20日(日)に開催される。コロナ禍での中止や10月に時期をずらしての開催などを経て、4年ぶりの夏の開催となる。
2008年にバイク専門誌がスズキ・GSX1300Rハヤブサオーナーへ「ハヤブサの日」となる8月8日に隼駅へ集まろうと呼びかけたことがきっかけとなって、隼駅まつりが始まった。この時の呼びかけに応じて集まったハヤブサは7台。
翌2009年には500台が集合し、年を追うごとに参加台数が増え、2019年には最多の2,300台が大集結した。どこか懐かしく温かみのある木造平屋の隼駅と1300ccの大型バイク・GSX1300Rハヤブサの取り合わせはなんとも妙味があるが、これが2,300台ともなれば圧巻だ。
ハヤブサをデザインしたラッピング電車の運行およびハヤブサとのパレードや、地元有志によるグルメや特産品の販売、伝統芸能の紹介、交通安全教室の開催など、ハヤブサオーナーたちと地元住民が一体となって祭りを盛り上げる交流の場ともなっている。
若桜鉄道には登録有形文化財が多数!
隼駅まつりのほか、若桜鉄道自体も見どころだ。1929年に建築された駅本屋およびプラットホームを持つ隼駅をはじめ、23施設が登録有形文化財に指定されている。若桜鉄道若桜線の終着駅である若桜駅構内には機関車や貨車・ディーゼル機関車などが多数展示されて、見学が可能。それぞれに歴史を持った車両は、鉄道ファンでなくともわくわくする。
また、豊かな自然の中を走る観光列車は水戸岡鋭治氏のデザイン。隼駅と同じく木造の若桜駅には、こちらも水戸岡氏が内装を手がけたクラシカルなカフェも併設されており、優美な列車に乗って沿線を巡ってみるのも楽しいだろう。
記事の画像ギャラリーを見る