秋の全国交通安全運動を前に、あおり運転撲滅の啓発グッズを配布。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会は、今年も「秋の全国交通安全運動」を前に、東名高速・海老名SA(下)であおり運転撲滅のためのチラシとシールステッカーを配布する。この試みは昨年から春と秋の交通安全運動に合わせて行われており、チラシとシールステッカーの配布は今回で4回目となる。
あおり運転撲滅の啓発グッズを東名高速・海老名SA(下)で配布
怒りをコントロールするコツなどが紹介されたチラシ。(イメージ)
「あおり運転とめるくん」のキャラクターが描かれたシールステッカー(イメージ)
あおり運転撲滅のための啓発グッズ配布が実施されるのは、2019年9月16日(月)~10月15日(火)までの1か月間。9月21日(土)からの「秋の全国交通安全運動」に先立ってスタートする。日本アンガーマネジメント協会では、2018年の春と秋の「全国交通安全運動」でも同様の啓発グッズ配布を実施しているが、運送会社などから問い合わせが殺到するなど、多くの反響があったため2019年も継続が決定。今回で4回目の試みとなっている。
■配布場所■
東名高速・海老名SA(下)
■配布期間■
2019年9月16日(月)~10月15日(火)までの1か月間
■実施概要■
あおり運転撲滅のための啓発グッズ(チラシとシールステッカー)を無料配布。
啓発グッズ配布イメージ。東名高速・海老名SA(下)ハイウェイ情報ターミナル周辺に設置されている。
あおり運転摘発件数は過去最多
8月に常磐自動車道で発生した暴行事件が連日大きく報道されたことからも、あおり運転に関する社会的関心はさらに高まっている。あおり運転の摘発件数は、2018年から急増。今年も上半期だけですでに6,267件を数えており、2017年の年間件数を超えているという。このままの件数で摘発されれば、2019年のあおり運転の摘発件数は、2018年の過去最多件数を更新することが予想されている。
日本アンガーマネジメント協会では、自動車走行中における、あおり運転や進路妨害などをするドライバーや報復行動全般を「ロードレイジ」と称し、その撲滅を目的とした『新・あおり運転(ロードレイジ)撲滅プロジェクト』を2017年より実施中。同協会では、あおり運転を含む「ロードレイジ」が危険なものであり、犯罪になりえるもの、人の命を危険にさらさせるものであることを、一人でも多くの人に周知してもらうべく本プロジェクトを継続している。