2019年01月21日 00:30 掲載
鉄道他 ホンダ前編:「NSX」2019年式や復活の「インサイト」、「モデューロX」シリーズなど!【東京オートサロン2019】(2)
2代目「NSX」2019年式。変更点のひとつが、ホンダのエンブレムとナンバープレートの間にある、フロントグリルのV字型パーツがシルバーからボディカラーと同色となったこと。これは初代「NSX」のオーナーやファンからの要望が多かったことから変更したそうだ。
ホンダブースで注目されていた1台が、2代目「NSX」のマイナーチェンジモデルの2019年式。展示車両のボディカラーは2019年式で追加されたサーマルオレンジ・パールで、それに合わせてオプション設定のカーボンセラミックブレーキのキャリパーも新色のオレンジとなっていた。またインテリアもサーマルオレンジ・パールに合わせて追加されたブルー系のインディゴという組み合わせ。展示車の運転席に座ることが可能だったことから、来場者が列をなし、目を輝かせながら乗り込んでいた。
2代目「NSX」2019年式の詳細については、別記事『徹底解説!いよいよ登場、2代目「NSX」の最新2019年モデル! どんな特徴があり、どこが強化されたか。』に詳しい。
オプション設定のカーボンセラミックブレーキは、2019年式の登場に合わせてキャリパーに新色のオレンジが追加された。
2代目「NSX」の内装色として追加されたのがこのインディゴ。ちなみにマイナーチェンジ前の2代目「NSX」は米国オハイオ州の工場で生産されていたが、2019年式からは国内生産となった。
スーパーGTの2018シーズンのGT500を戦った「レイブリックNSX-GT100号車」。TEAM KUNIMITSU(チーム国光)のマシンで、元F1ドライバーのジェンソン・バトンが山本尚貴と組んで走り、ドライバーとチームのダブルタイトルを獲得した。
復活の3代目「インサイト」は最上級グレードそのものがカスタムカー!
3代目「インサイト」の最上位グレード「EX・BLACK STYLE」。ボディカラーはやや紫がかったメタリック系ブラックのルーセブラック・メタリック。3代目はホンダ車のセダン/ハッチバック系のラインナップの中で、「アコード」と「シビック セダン/ハッチバック」の間に位置するミドルクラス。
昨年12月13日に、より高級な装いとなって4年ぶりに復活を果たしたホンダの元祖ハイブリッドカー「インサイト」(3代目)。今回は3種類あるうちの最上級グレード「EX・BLACK STYLE」が出展されていた。同グレードは、ボディカラーをルーセブラック・メタリック(画像)か、クリスタルブラック・パールのどちらかが選べ、内装もブラックの本革およびウルトラスエード。その名の通りに黒一色というグレードだ(レッドやブルー、シルバーなどのボディカラーはひとつ下の上級グレード「EX」で選べる)。
「EX・BLACK STYLE」は、ブラッククロームメッキが施された専用のフロントグリルやリアバンパー・ロアガーニッシュ、17インチアルミホイールなどを標準装備。ホンダ純正カスタマイズカーという趣向だ。
チュートリアル福田さんの特別仕様「N-VAN」は"移動式バイクパーク"!
「N-VANチュートリアル福田カスタム仕様車 with FLEX」、通称「フクダーランド」。バイクのトランスポーター兼バイクの楽しさを広められる機能を備えた1台だ。
お笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳氏はバイクに乗るのが大好きだそうで、新車・中古車販売を手がけるFLEXの協力を得て軽バン「N-VAN」をカスタマイズ。そして完成したのが、バイクのトランスポーターならぬ"移動式バイクパーク"「N-VANチュートリアル福田カスタム仕様車 with FLEX」、通称「フクダーランド」だ。
「N-VAN」は後席だけでなく助手席も可倒式で、フラットにできることが特徴のひとつ。さらに助手席側のセンターピラーがなく、ドアを90度まで全開にし、後部スライドドアを開ければ、開口部が広いので大型荷物や全長のある荷物の積み降ろしも容易となる。バイクの場合、テールゲートから載せてそのまま前進して側面から降ろせることから、トランスポーターとして使いやすいというわけだ。フロアはバイクの重量に耐えられるよう強化されており、アルミ板敷きとなっている。
さらに、フレキシブルアームで車体後部や側面に展開できる大型モニターや、ルーフラックに可動式スピーカーを装備。その上、バイクのオンボードカメラからの映像を投影して、より多くの観客にバーチャルバイクライドを体験してもらえるようにと、後部には大型プロジェクターも展開できるようになっている。「フクダーランド」はライダーのためのトランスポーターというだけでなく、バイク好きを増やすための機材も備えていることから、移動式バイクパークを名乗っているのだ。
「N-VAN」は助手席も可倒式でフラットにできるため、バイクのような全長のあるものでも積載しやすい。ドアは90度まで開けられ、後席側のスライドドアを開ければ、助手席側はセンターピラーがないので広い出入り口を確保できる。バイクもそのまま前向きで降ろすことが可能だ。
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続いてホンダアクセスの完成車「モデューロ X」など!
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