2018年10月30日 09:00 掲載

ニュース・プラス 徹底解説!いよいよ登場、2代目「NSX」の最新2019年モデル! どんな特徴があり、どこが強化されたか。


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遂に正式発表された2019年式「NSX」。ティザーサイトで紹介されていた、オレンジ系の新色ボディーカラーは、正式名称「サーマルオレンジ・パール」だ。

 8月24日にティザーサイトがオープンし、秋に正式発表として長らく"COMING SOON"となっていたホンダの2019年式「NSX」(記事はこちら)。いよいよ10月25日に正式発表となった。同日より購入受付がスタートし、2019年5月からの発売となる。価格は据え置きの2370万円(消費税8%込み)だ。

 なお、今回は「タイプR」のような新グレードではない。2代目「NSX」の開発のコンセプトに、「常にスーパースポーツとして進化させる」があり、それを形にしたものである。

特徴その1:ボディーカラーに新色「サーマルオレンジ・パール」が設定

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NSXは米ホンダのオハイオ州の専用工場で製造されている。塗装は複層工程で塗り重ねており、深く独特の「とろみ」のある質感を追求しているという。ちなみに2019年式もボディーカラーは全8色で、今回の「サーマルオレンジ・パール」が加わったことで、「ノルドグレイ・メタリック」がなくなった。

 エクステリア関連では、新色「サーマルオレンジ・パール」が追加されたことが最も大きなポイントだろう。カリフォルニアに昇る朝日をイメージし、最高の彩度を目指したオレンジだ。初代「NSX」の「イモラオレンジ・パール」にインスピレーションを得て、現在の塗装技術を駆使してより鮮やかなオレンジに刷新したという。

 そのほかボディーのカラーリングに関しては、フロントグリルを従来のシルバーからボディーと同色にしたことが挙げられる。

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初代「NSX」のうち、1997年2月のマイナーチェンジで登場した「タイプS」にのみ設定された「イモラオレンジ・パール」は、後に全グレードに設定された。イモラとは、F1の開催サーキットとして知られるイタリア・イモラ市のアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリを指す。1994年、アイルトン・セナが事故死したサーキットとして知られている。

 またフロントとリアのメッシュパーツや、オプション設定の各種カーボンパーツを、従来のツヤ消しのマット仕上げからツヤのあるグロス仕上げに変更。質感を向上させることが狙いで、シャープなたたずまいを強調するようにしたという。

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ホンダのオーナメント(エンブレム)とナンバープレートに挟まれたフロントグリルのV字パーツが従来はシルバーだったが、2019年式からボディーカラーと統一された。またライト下のエアインテークのメッシュパーツがつや出しのグロス仕上げに変更となった。

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「NSX」2019年式のリアビュー。リアのメッシュパーツもすべてグロス仕上げに。

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(上)オプション設定の各種カーボンパーツの1つリアデッキリッドスポイラー。(下左)フロントスポイラー。(下中)サイドシルガーニッシュ。(下右)リアディフューザー。下の3種類のパーツはカーボンファイバーエクステリアスポーツパッケージに含まれる。これらカーボン製のオプションパーツもグロス仕上げとなった。

 また「サーマルオレンジ・パール」の追加に合わせ、オプション設定のカーボンセラミックブレーキローターのブレーキキャリパーにも新色としてオレンジが追加された。

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オプションのカーボンセラミックブレーキローターのブレーキキャリパーのカラーリングはブラック、シルバー、レッドの3色だったが、4色めとしてオレンジが追加された。

特徴その2:インテリアには新色のインディゴが追加され、アルミ製のペダルとフットレストが標準装備に

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新色のインディゴ。エボニー、オーキッド、レッド、サドルもそのままラインナップされている。

 インテリアのカラーリングは、ブルー系の上質なイメージのあるインディゴが新色として追加され、全5色となった。インディゴは、セミアニリンレザー、アルカンターラ・パワーシート、アルカンターラ・ルーフライニングがセットとなっている。

 また、従来はオプション設定の一部だったアルミ製スポーツペダルとフットレストが2019年式では標準装備となった。

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