【東京モーターショー2017】大画像コンパニオン!(6)まだあるぞサプライヤー後編
10月27日より11月5日まで、東京ビッグサイトで開催された第45回東京モーターショー2017。同展示会のコンパニオンシリーズとしては最後となる6本目は、サプライヤー後編をお届けだ。
サプライヤー9社に加えて、ゲームメーカー1社、バギーやスノーモービルのメーカー1社、そしてJAFも紹介。JAFブースでは、Webナビゲーター・久留間まもりちゃんに扮したコンパニオンたちによるダンスパフォーマンスの動画を掲載した。
艶やかさNo.1のコスチュームだったパイオニア
今回最初に紹介したいのが、オーディオ・ビジュアル系メーカーの老舗であるパイオニア。
同社のコスチュームは正面から見ると、袖丈が短くて少し派手な色使いではあるが、大人しめに見える。しかし、実は背中が大きく開いたカクテルドレスのようなデザインを採用しており、コンパニオンの背中そのものをコスチュームの一部とするような、美しさと艶やかさを演出していた。なお首回りや胸元のデザインが異なるコンパニオンもいた。
配色は、白地に同社のロゴで使われている赤をアクセントとして使用しており、その色使いでも来場者の目を引きつけていた。
気品あふれるトヨタ紡織
トヨタグループの1社で、シートなどの内装品や自動車用フィルターなどで知られるトヨタ紡織。ノースリーブのトップスとロングパンツという組み合わせで、とても落ち着いた雰囲気だった。
コスチュームの配色は白が基調で、左肩と右脇にグレーがアクセントとして使われているデザイン。同社のロゴマークは赤だが、今回はロゴマークと配色を合わせるようなデザインを採用しなかったようだ。そしてポイントは、右肩のワイヤーフレーム状のアクセサリー。あまりほかには見ない装飾の仕方だった。
キラキラと輝いていた日本発条(ニッパツ)
バネを手がけるメーカーとしてワールドワイドに展開する通称ニッパツこと日本発条。ちなみに発条には「はつじょう」のほか、「ばね」という読み方もある。
同社のコンパニオンは、左右非対称なデザインをしたノースリーブのワンピースをコスチュームとしていた。最大の特徴はご覧の通り、その素材。赤というだけでも目を引きつけるが、さらにメタリックな素材を採用。まるで全身がミラーボールのようで、キラキラと輝いており、とても個性的だった。
日立金属
金属に関して実に多岐にわたる分野に携わっている日立金属。非金属のパーツの割合も増えているが、金属なくしては成り立たないのがクルマで、クルマに関しても実にさまざまな部品を手がけている。
同社のコスチュームは、首と肩の周辺がカクテルドレス並みに露出したミニのワンピース。ややオレンジに近い赤を基調に、白地の中央に黒のラインを入れた帯を腰紐やクロス・ストラップを用いてアクセントとしている。
そして最大の特徴はファーだろう。開催時期を考えると、夏仕様のコスチュームなので防寒の実用的な狙いもあったのかもしれないが、コンパニオンごとに色味を変えていたり、大柄なアクセサリーが前を止めていたりとデザイン性も考慮されていた。
富士通テン(現・デンソーテン)
社名変更とデンソーグループ入り(結果、トヨタグループ入り)を東京モーターショーの会期中の11月1日に発表し、ブースの社名表記やロゴもデンソーテンと改めたカーエレクトロニクスの富士通テン。撮影したときは、富士通テンのタイミングである。
富士通テンのコスチュームは、ノースリーブのワンピースで、スカート部分の丈の長さはヒザぐらい。ワンピースらしいワンピースといえ、配色は富士通テンのロゴのバックに使われている白を記帳し、文字に使われている赤をアクセントとしていた。リボン結びをしたスカーフがポイントだ。
ボッシュ
自動車の電装系機器や電動工具などで世界的に名の知られた、ドイツに本社を構えるボッシュ。
半袖のワンピースで、スカートの丈は太ももぐらいのミニ。配色は白地にシルバーのラインをあしらったもので、可憐さや清楚さを前面に打ち出した雰囲気だ。首元に巻かれた虹色のスカーフがポイント。スカーフはコンパニオンごとに巻き方に差があるため、前面に出ている色がそれぞれ異なっていて、それが魅力となっていた。
三菱電機
同じ系列の三菱自動車のコンパニオンはスポーティなデザインで黒のコスチュームだったのに対し、三菱電機は上にブレザーを羽織り、下はスカートというオフィスカジュアルスタイルで、カラーもまぶしい純白。
今回は白基調のコスチュームに対し、赤などの鮮やかな色味のマフラーでアクセントをつけるのが定番だったようで、同社も結び目を工夫した赤のマフラーで来場者の目を引きつけていた。
八千代工業
八千代工業は、燃料タンクやサンルーフ、そのほか樹脂製の自動車部品などを手がけているサプライヤー。
同社のファッションはミニのワンピースに、丈が極端に短い袖だけのアウターを羽織っているというスタイル。ワンピースのデザインは80年代半ばから90年代前半にかけて流行したボディコンに近いが、そこまでは身体にフィットさせないデザイン。光沢のある生地が醸し出す雰囲気と相まって、未来的な装いだった。
ポイントは、アウターの上腕部が大きく開いているところ。首元や肩などをピッタリと覆っていながら、正面からでは見づらいところで腕を見せているところにセンスの高さをうかがえる。
横浜ゴム(ヨコハマタイヤ)
ヨコハマタイヤのブランド名で国内外において知られているタイヤメーカーの横浜ゴム。
コスチュームはツーピースで下はタイトスカート、アウターとしてブレザーを羽織っており、オフィスカジュアル系のイメージだ。インナーの白をアクセントにしつつ、全身黒でまとめており、そこに赤いスカーフを組み合わせることで、「y」をあしらったヨコハマタイヤのロゴと配色を合わせている。大人の雰囲気だ。
スポーティなグランツーリスモ
家庭用ゲーム機において、レースゲームをドライビングシミュレーターの域にまで高めた「グランツーリスモ」。世界中にプレイヤーがいる本作は、10月に最新作「グランツーリスモ スポーツ」を発売。その体験プレーが可能なドライビングシミュレーターが設置された同ブースで、プレイヤーに操作方法などを説明していたのが彼女たちだ。
コスチュームはスポーティ路線で、トップスがスポーツシャツ、ボトムがホットパンツの組み合わせ。足元はロングブーツだ。コンパニオンによっては、同作品のロゴの入ったオリジナルのウィンドブレーカーを上に羽織っていた。
海辺ファッションのBRPジャパン
水上オートバイ、スノーモービル、バギーなどを扱うカナダに本社があるBRPジャパン。
同社のコンパニオンはトップスが海辺ファッション、アウターとして革ジャンを肩にかけ、下は革のパンツと、アクティブなスタイルだ。またがっているのは同社のリバーストライクの「スパイダー」。
JAFブースでは”マモリーズ”がダンスを披露
久留間まもりちゃんとはJAFのWebナビゲーター。2Dだった彼女がリアルな3Dとなり、2017年の東京オートサロンでは複数のまもりちゃんたちによる”マモリーズ”のダンスパフォーマンスを初披露。今回もJAFブースで1時間ごとに6人によるダンスパフォーマンスを披露した。
まもりちゃんたちのコスチュームは、もちろんJAF隊員のコスチューム。ここまで仕事着スタイルのコスチュームを身につけているコンパニオンは、そうそういない。
画像の方は残念ながらタイミングが合わず、4名のみの紹介となるが、ダンスの様子を収録した動画では6人が息をそろえたダンスをしているので、ぜひご覧いただきたい。
2017年12月1日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)
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