【フォト&動画】もう1台のハチロクことトヨタ「カローラ レビン」
カローラレビン GTV。30年以上前の車種だが、コミックの影響もあって今なお非常に根強い人気を誇る。
現在、コミックの影響により、専門の中古市場までできてしまうほど人気が再燃している”ハチロク”。
ハチロクとは型式の「AE86」に由来しており、車種名が異なる2車種がある。ひとつはコミックで大人気となった「スプリンター トレノ」で、もうひとつが今回紹介する「カローラ レビン(GTV)」だ。AE86型は1983年に登場し、今回撮影したレビンGTVは84年式である。なお、レビンとトレノの違いは、フロントマスクの形状ぐらいで、スペックはほぼ一緒だ。
レビンもトレノも車重が1トンを切るライトウェイトスポーツであること、搭載している16バルブDOHC1.6リッターの「4A-GEU型」エンジンの吹け上がりの良さで定評があること、そしてFR駆動であること、またアフターパーツマーケットが充実していることなどの要素により、「走らせるのが楽しいクルマ」として人気を博した。
なお、現行車種のトヨタ「86」、その兄弟車のスバル「BRZ」は、このハチロクの直接の後継車種ではないが、そのスピリットを継承して開発されたスポーツカーとして知られている。
今回の撮影は、MEGA WEBで実施した(車両は同施設が所蔵)。
カローラ レビンを後方から。
レビンを正面から。
レビンの心臓部、16バルブ1DOHC1.6リッターA4-GUE型エンジン。
レビンの走り。
MEGA WEBで行われたヒストリックカー同乗試乗イベントで、レビンの助手席に同乗した際の動画。4A-GUEエンジンのサウンドを聴くことが可能だ。すぐ前を走るのはトヨタ「2000GT」。
2017年2月9日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)