東京キャンピングカーショー2016レポート
7月2日(土)・3日(日)の2日間にわたり、東京ビッグサイトで開催された「東京キャンピングカーショー2016」。2日間で合計2万1944名もの来場者を動員し、大盛況のうちに幕を閉じた。
キャンピングカーというと8ナンバーの特殊車両をイメージしてしまいがちだが、このイベントでは、近年流行している軽自動車や一般のハイルーフ車を使ったミドルタイプが多くラインナップされ来場者の興味を惹いていた。過去最多となる約160台のキャンピングカーが集結したイベントの中から、今回は普通車ベースのキャンピングカーを中心にレポートする。
ミドルキャンパーが人気急上昇中!
今年のトレンドはミドルキャンパー。手の届きやすい金額でカスタマイズできることからも注目されている。改造できる範囲が広いのもポイントだ。また、個性を出しやすいのでオーナーの趣味が反映したバラエティー豊かなカスタマイズも楽しめる。
そして、このイベントのもうひとつの魅力は「ペット連れOK」という点。
この記事の最後には、会場で見つけた「わんこコレクション」も掲載しているので、ワンちゃん大好きな人は、ぜひ最後までチェックしよう!来場したあなたのワンコも写っているかも???
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では、いよいよ会場内の気になるクルマをチェック!
普通車ベースの車両に注目が集まる
熊本地震によって車中泊がクローズアップされている昨今、オートキャンプのみならず、災害時のシェルターとしても注目が集まっているキャンピングカー。車中泊の詳細については別記事で詳しく取り上げる予定なので割愛するが、普段は街中で移動手段として使うことを考えている人も多く、今回の展示では、通常の駐車スペースでも対応でき、金額的にも手に入れやすい一般車両タイプが目玉になっていた。
ハイエースをベースに釣りに特化した、その名もズバリダイレクトカーズの「釣りエース」は、16オプションと車両代込みで299万円(税別)。
釣竿やシャワーが掛けられ、ルーフにはゴムボートも!
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次は、手軽さで人気の軽キャンパーの個性的なモデルをピックアップ!
身長190cmの人が2人並んでもまっすぐ足をのばして寝そべることができ、POP-UPルーフをあげれば2Fのベッドスペースが出現! ホワイトハウスキャンパー「N BOX NEO」は179万9000円(税別)から。
まるで移動販売車のような外観だけど…
中はこんなに贅沢!8ナンバー登録で軽トラックベースが4人乗車仕様に。写真はダイハツ ハイゼットトラックがベースのMYSミスティック「Mini Pop Bee」。
外観は極めて普通のミニバンだけど…
中は天然木でしつらえた和紙畳敷きの落ち着いた空間。エブリイワゴン/バンをベースにしたカーショップスリーセブン「MOCⅡタイプS POP UP」は145万5000円(税別)から。
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次はクルマとつないで簡単設営できるオートキャンプ専用テント!
簡単設営でしっかり背の高いテントが完成!完全密閉も可能なホワイトハウスキャンパー「リアゲートテント」。
エレベーティングルーフ仕様のワゴンにタープが合体で広々スペースを確保。キャンピングカープラザ東京。
後付けタイプのルーフテントなら、今乗っている愛車にも装着OK! ZIFER JAPAN(ジファージャパン)。
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最後に会場で見つけた40匹のワンちゃん、全部見せます!
会場で見つけた「わんこコレクション」
では、最後に今回のイベントに遊びに来ていた40匹のワンちゃんをどうぞ!
みなさんの連れてきたワンちゃんも出てくるかな?
以上、「東京キャンピングカーショー2016」レポートでした!
こちらのイベントで、もうひとつ注目されていた「車中泊」についての記事も近日公開予定。そちらもお楽しみに!
2016年4月26日(JAFメディアワークス IT Media部 大坂 晃典)