ウニモグの高機動救助車に乗り込む堀口さん(左)と栗山さん(右)。車両正面にメルセデス・ベンツのバッジが光る。
2024年1月に発生した能登半島地震で、堀口さんはウニモグの高機動救助車で現地に駆けつけ、情報収集や捜索活動を行った。
消防署配属時は消防車に乗り火災現場にも駆け付けていた栗山さん。「荒川が氾濫してもすぐ助けに行きます」と頼もしい。
同じく、東京消防庁救助課即応対処部隊に所属する堀口さん。配属前は消防署の特別救助隊に所属。交通事故を含む、あらゆる災害の救助にあたってきた。
東京消防庁救助課即応対処部隊に所属する栗山さん。配属前は消防署で消防車の運転をしていた。
東京消防庁警防部救助課即応対処部隊の栗山さん(左)と堀口さん(右)、ウニモグの高機動救助車(中央)。
荷室から伸びるリヤスロープを使ってさまざまな機材の積載が可能。ウニモグの高機動救助車には、今回取材した活動型以外に搬送型もある。こちらは最大20名の消防士を乗せ現場に急行できる。
水深1.2mの浸水地も走破可能なウニモグの高機動救助車。上に高く伸びたエキゾーストパイプが勇ましい。ドア部には東京消防庁のワッペンがついている。
高機動救助車の運転席。全幅は2.49mとかなり大きいが、見切りが良く、見た目に反して想像以上に扱いやすいという。また路面状況に応じて、車内でタイヤの空気圧を調整することができ、土砂災害現場等の悪路走行も可能。
即応対処部隊は、大規模な火災や災害の発生時に特殊な車両で出動するための訓練を怠らない。
ウニモグをベースにした高機動救助車は、東京消防庁救助課即応対処部隊に配備される特殊車両のひとつ。可搬ポンプと放水銃を備えており、浸水地内で発生した火災現場でも活躍できる。
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