CiKoMaの実証実験に使用している大きな「歩車共存エリア」。
筆者の右手首に専用アプリをインストールした端末を装着。CiKoMaが迎えに来てくれた際、システムから「手を振ってください」というリクエストが端末に届く。それに対して手を振って応えることで、CiKoMaが筆者の目の前で停車してくれた。
CiKoMaのインパネまわり。
後部座席に座ると、眼前にモニターが設置されていた。表示内容は手首に装着した端末と同じで、これまでのCiKoMaとのやり取りを確認することができる。
前方の歩行者を検知すると、適切な距離を保ちつつ徐行した。後方からジョギングする人や自転車に接近された際も、左側に回避して停車するなど、しっかりと安全への配慮が行き届いていた。
本田技術研究所 先進技術研究所 知能化領域 エグゼクティブチーフエンジニアの安井裕司さん。
アグリサイエンスバレー常総内にある、ホンダのショールーム。受付にはCiKoMaとWaPOCHIの動力源である「Honda Mobile Power Pack e:」がデスクの奥に大量に並んでいる。
いちご狩り施設の前で待機するWaPOCHI。手前と奥のロボットでは収納蓋の有無やLEDの色味など、仕様が若干異なる。
いちご狩り施設の前で待機するWaPOCHI。手前と奥のロボットでは収納蓋の有無やLEDの色味など、仕様が若干異なる。
先導モードで利用者の前方を移動するWaPOCHI。
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