Luupが考える未来の電動マイクロモビリティのイメージ。将来は、より幅広い地域で、高齢者を含めた幅広い世代の人々に自由な移動を提供するモビリティサービスを目指し、研究開発にも取り組んでいる。写真提供=Luup
電動キックボードのイメージが強いLUUPだが、電動アシスト自転車の提供も行っている。料金やアプリ操作などのシステムは共通だ。写真提供=Luup
短距離モビリティのシェアリングサービスを提供する「Luup」の電動キックボード。使用される車両は、Luupとパートナー工場が共同開発した専用品だ。写真提供=Luup
走り始めこそ、キックによる漕ぎ出しが必要だが、その後はアクセルレバーだけで加減速が可能。安定感も悪くない。停車時は、自転車同様に前後輪ブレーキをレバーで操作し、停車直前に足を付けばよい。
右側のハンドルグリップ傍にあるアクセルレバー。押し下げると、加速。緩めると、モーターの抵抗で減速もするので、走行中はアクセル操作だけで加減速が可能。停車時や急減速が必要な場合は、ブレーキレバーを使う。
安定した駐車を実現するスタンド。以前は、片側のみのキックスタンドだったが、利用者の声を受け、両立式に改良。このようにユーザーからのフィードバックで、モビリティやサービスの改善も図られているのだ。
街中に設置されるLUUPのポート。看板と緑のテープだけの簡単な作りだが、これも様々な環境下で簡単に設置するための工夫。駐車台数は、アプリでコントロールしているため、ステーションの上限を超えた駐輪はできないように工夫される。
電動キックボードには、自身のスマホを固定できるスマホホルダーと、速度や電池残量を表示する簡単なメーターも装備。
ハンドルの両端が点灯しているときが、最大20km/hで走行できる走行モードで、点滅すると、最大6km/hで歩道を移動できるモードとなる。
左ハンドルにはウインカーとクラクションボタンが配置されている。
レンタルは、全て専用アプリで行う。車両の認識と返却作業にはQRコードと写真による画像認識などのスマホのカメラ機能も活用することで、完全無人のサービスを実現。
貸出時にアプリ上で交通ルールの説明と、その順守を承諾させることで、安全なモビリティサービスの提供を目指す。
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