旧型の免許証は、生写真が2つの鋲で留められていた。レトロな味わいはあったが、サイズもクレジットカードより一回り大きく、携帯が不便でたまらなかった。
筆者が2007年まで20年間使用していた運転免許証。欧州のドライバーの間で、長年親しまれてきた桃色の紙製であった。
日本の普通免許に相当するB免許は、乗用車のほか、(原付免許で運転できる)軽三輪トラックもイラストで明記されていた。
紙製免許証の時代は、更新済ステッカーが郵送されてきたので貼り付けていた。住所変更も同様にステッカーで。右は、年間の収入印紙欄。筆者が取得した当時、それはすでに廃止されていた。その下欄には免許停止期間の記入欄が。
表紙の面。欧州連合共通の書式であることが記されていた。
2022年夏、筆者が免許の更新を行ったシエナの自動車教習所「ラ・バルツァナ」。アパートの1階にある。前に待機しているのは、路上教習車の「フィアット500」。
シエナの教習所「ラ・バルツァナ」の入口。営業時間は月金9時から20時まで。土曜日は10時13時まで。日曜休み。
終了後、医師から渡された診断済み証明書。
新しい免許証を取りに行こうと思ったら臨時休業。イタリアで地域の伝統行事には要注意だ。
上が以前の、下が今回発行された新しい免許証。
裏面。運転可能な車両に変化はないものの、残念ながらイラストが軽三輪トラックから原動機付き自転車に変わっている。
新免許証受け取りの日、教習所のインストラクター、ガエターノさんと筆者。
教習所ロビーの片隅で。元祖フィアット124スパイダーのモデルカーが。
教習所の最新兵器、テスラ・モデル3。シエナ旧市街にある分校で。
免許証とともにもらったホルダー。ささやかノベルティだが、イラストが可愛い。
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