メルセデス・ベンツW114型のリアウインドウに貼られた「エアコン付き」を示す透明ステッカー。1970年代日本のバスにおける「冷房車」ステッカーのような感覚だ。
欧州では日本以上に長年の間、エアコンは限られた高級車のみの装備品だった。これは1970年代のメルセデス・ベンツW114型におけるエアコン操作部。すでにオートエアコンである。
1970-80年代に製造されたシトロエンCXに貼られたエアコン付きステッカー。イタリア企業の商標なので、後付と思われる。
フェラーリ208GTSのエアコン付き空調操作部は、運転席と助手席の間に。
筆者の知人が購入したダチア・サンデロ・ストリートウェイ。
「シトロエンSM」は、1970年代のフランス製高級GTだが、写真のモデルにはエアコンのスイッチは見当たらない。
1980年代のシトロエンにおける普及車種「BX」のある仕様。モダンな意匠に目を惹かれるが、ACのスイッチは無い。
日本車は比較的早くからエアコン付きを標準としていた。これは1990年代後半の5代目「ホンダ・プレリュード」のイタリア仕様。
今日でも中古車店には、初代「フィアット・パンダ(右)」のように、エアコンレス仕様の車が頻繁にみられる。
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