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1969年LMXシレックス・ハイ・コンプレッション・スポーツ・スパイダー。
1969年LMXシレックス・ハイ・コンプレッション・クーペ。サイズは全長3960mm✕全幅1760mm✕全高1130mm ホイールベースは2300mm。
1969年LMXシレックス・ハイ・コンプレッション・スポーツ・スパイダー。各種メーター/オーディオを極限まで覆ったフェイシアの意匠は、今見ても新鮮である。
今回の企画展会場には、シャシーとモノコックボディも展示された。
「ロータス・エラン」や「トヨタ2000GT」にもみられるX型バックボーン・フレームが採用されたシャシー。
ギアボックスは前進4段、後進1段。
グラスファイバー製ボディ。何も付加されてない状態にもかかわらず十分に観賞に耐えるその造型からは、スカリオーネの力量がひしひしと伝わってくる。
エンジンは信頼性に富み、パーツ入手も容易なフォード製V6 2.3リッターの126馬力エンジンが搭載されている。
1969年LMXシレックス・ハイコンプレッション・スポーツクーペ。来場者の若者が「アメリカ車みたいだ」と感想をもらしていた。そう、このクルマは米国も照準に据えていた。
1969年LMXシレックス・ハイコンプレッション・スポーツクーペ。後部には広大なグラスハッチを備える。
レースを想定して1970年に製作された仕様。ボディは徹底的に軽量化され、スーパーチャージャーによって180馬力までにパワーアップされている。
1973年LMXシレックス・ハイコンプレッション・スポーツクーペ・ターボ。LMXアウトモービリ社の倒産後、組み立てを継承したサマス社による個体である。ターボチャージャーによるには元フェラーリの技術者ミシェル・メイがあたり、パワーは210馬力に達した。
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