2021年08月28日 06:00 掲載

ライフスタイル 7つの円から成る複雑すぎる交差点、世界一狭い通りなど、ユニークな道5選


くるくら編集部 会田 香菜子

シュプロイアーホフ通り(ドイツ)

 ドイツの南部に位置するロイトリンゲンには、まるで隙間のように狭い通りが存在する。全長約50mのこの通りは、シュプロイアーホフ通りと呼ばれており、2つの建物の隙間と言った方が正しいくらいの幅しかない。ストリートビューで見ても、息苦しくなるほどの閉塞感を感じるこの通りの最峡部は、なんと31cm。A4サイズの長辺程しかないのだから驚きだ。

 しかし、これでもれっきとした公道であり、2007年にはギネスワールドレコーズに「世界一狭い通り」として認定されている。通りの入口には、その証として銘板が掲げられており、今では観光スポットとしても名高い。その一方で、この通りは現在、消滅の危機に瀕しているそうだ。というのも、この通りを作り出している建物が築約300年のため老朽化により倒壊する恐れがあるのだ。観光関係者が、「世界一狭い通り」の維持のために奔走しているとのことなので、このユニークな「通り」が生き残ることを願いたい。

階段国道339号(日本)

 最後は、日本にあるユニークな道を紹介しよう。国道339号は、青森県弘前市から東津軽郡外ヶ浜町に至る国道だ。階段国道はその一部、東津軽郡外ヶ浜町三厩竜飛の竜飛灯台付近から竜飛漁港付近の竜飛漁港バス停までを結ぶ歩道区間のことである。

 その名の通り、階段なのに国道に指定されている場所で、総延長は338.2m、362段の日本で唯一の階段国道だ。国道ではあるが、階段なので当然のことだがクルマやバイクが立ち入ることはできず歩道区間となっている。青森県によると、1974年に国道指定されたそうで、徒歩では約15分の長さなのだとか。

 南側区間では日本海の絶景を、北側区間では四季折々の山の景色を眺めることができるので、今や観光地としても名高い国道となっている。さらにユニークなのは、階段の最終地点から、「階段国道」の終点までの道である。赤い石畳が敷かれた道を通っていくのだが、この道が住宅の真ん前を通っているのだ。歩いていてすぐ横が一般住宅の窓、というのは目線を向ける先に戸惑ってしまいそうだが、こんな体験ができるのも「階段国道」だけと思えば楽しめるかもしれない。

 世界には、まだまだたくさんのユニークな道が存在している。例えば、実際には通りたくないような断崖の道など、ストリートビューなら家にいながらバーチャルドライブを楽しむことができる。ぜひ、あなただけのユニーク街道をドライブしてみてはいかがだろうか。

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