遊びに行くならココだ!! ゴールデンウィークのクルマ関連イベント情報を集めてみた! 第1報
最大10連休という人もいる今年のゴールデンウィーク。当編集部では、全国のクルマ系イベントを集めてみた。旧車やスーパーカー、働くクルマなどの展示イベントからモータースポーツまで、まずは第1報をお届けする。
今回は第1報ということで、モータースポーツを含めて、サーキットで開催されるクルマ系イベントを中心に紹介する。目次は開催日・開催期間別と開催地別の2種類を用意した。
【開催日・開催期間別目次】
開催中~5月19日(日)
日本科学未来館:工事中!立ち入り禁止!?重機の現場
4月27日(土)・28日(日)
スポーツランドSUGO:スーパー耐久シリーズ第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」
4月27日(土)~5月6日(月・休)
ツインリンクもてぎ:GWわくわくフェスタ 働くクルマ大集合!!、WEEKEND RUN
4月28日(日)
鈴鹿サーキット:スーパーカーフェスティバル~サウンドパフォーマーズ
4月29日(月・祝)~5月6日(月・休)
鈴鹿サーキット:働くクルマ大集合!!
5月3日(金)・4日(土)
富士スピードウェイ:スーパーGT第2戦「FUJI GT 500km RACE」
5月3日(金)~5日(日)
愛媛県上浮穴郡久万高原町:全日本ラリー選手権第4戦「久万高原ラリー」
5月5日(日)
筑波サーキット:筑波サーキット・カーフェスティバル 2019
富士スピードウェイ:ADVAN オールフェアレディZミーティング in 富士スピードウェイ 2019
【開催地別目次】
愛媛県上浮穴郡久万高原町
5月3日(金)~5日(日):全日本ラリー選手権第4戦「久万高原ラリー」
鈴鹿サーキット(三重県)
4月28日(日)開催:スーパーカーフェスティバル~サウンドパフォーマーズ
4月29日(月・祝)~5月6日(月・休):働くクルマ大集合!!
スポーツランドSUGO(宮城県)
4月27日(土)・28日(日):スーパー耐久シリーズ第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」
ツインリンクもてぎ(栃木県)
4月27日(土)~5月6日(月・休):GWわくわくフェスタ 働くクルマ大集合!!、WEEKEND RUN
筑波サーキット(茨城県)
5月5日(日):筑波サーキット・カーフェスティバル 2019
日本科学未来館(東京・お台場)
開催中~5月19日(日):工事中!立ち入り禁止!?重機の現場
富士スピードウェイ(静岡県)
5月3日(金)・4日(土):スーパーGT第2戦「FUJI GT 500km RACE」
5月5日(日):ADVAN オールフェアレディZミーティング in 富士スピードウェイ 2019
愛媛県上浮穴郡久万高原町
上浮穴郡久万高原町(かみうけなぐん・くまこうげんちょう)は愛媛県の中南部に位置し、四国山地にある高原の町で、高知県と接している。県庁所在地の松山市からは30km強の距離である。この高原エリアを使って、5月3日(金)から5日(日)まで、全日本ラリー選手権の第4戦が開催される。
全日本ラリー選手権第4戦「久万高原ラリー」
開催期間:5月3日(金)~5日(日)
全日本ラリー選手権は国内ラリーのトップカテゴリーで、2019シーズンは、「Rally of Tsumagoi」(群馬県)から「MSCCラリー in ふくしま2019」(福島県)まで全10戦が開催される。全6クラスあるうちの最上位クラスJN1には、かつてPCWRCプロダクションカー世界ラリー選手権で2度の王座獲得経験がある新井敏弘選手らが参加している。
5月3日から5日まで開催されるのが、第4戦の久万高原ラリー。ラリーは路面の種類の違いでマシンのセッティングや走らせ方が変わってくるが、同ラリーは平均速度の高いターマック(舗装路)だ。4月11日現在、観戦情報が公式サイトで公開されていないため、開催日が近づいたら改めて確認していただきたい。
鈴鹿サーキット(三重県)
1962年にオープンした国内で最も歴史のあるサーキット。一時は富士スピードウェイでも開催されたが、F1日本GPの開催サーキットとして世界的に知られている。ツインリンクもてぎと同じくホンダのホームコースで、こちらもアトラクションやホテル、キャンプ場などが併設された複合サーキット施設だ。入園料金は大人(中学生以上)1,700円、子ども(小学生)800円、3歳~未就学児600円となっている。
4月28日(日)には「スーパーカーフェスティバル~サウンドパフォーマーズ」が、4月29日(月・祝)から5月6日(月・休)までは「働くクルマ大集合!!」が開催される。「働くクルマ大集合!!」についてはこちら。
スーパーカーフェスティバル~サウンドパフォーマーズ
開催日:4月28日(日)
往年の名車から最新のハイパフォーマンスカーまで、フェラーリやランボルギーニなど、世界のスーパーカーが40台以上集結。今年はスーパーカーの魅力のひとつであるエキゾーストノートにこだわった内容となっており、甲高いサウンドを奏でるマシンが集まる予定だ。
働くクルマ大集合!!
開催期間:4月29日(月・祝)~5月6日(月・休)
ツインリンクもてぎと同様に、鈴鹿サーキットでも働くクルマの展示・体験イベントが実施される。ただし、こちらは4月28日(日)に後ほど紹介するスーパーカー系イベントがあるため、翌29日(月・祝)からの開催となる。乗車体験、実演パフォーマンスなどを予定。
展示車両の目玉は、東京オートサロン2019と大阪オートメッセ2019で話題となった、日産「ジューク・パーソナライゼーション・アドベンチャー・コンセプト」(※1)。SUV「ジューク」のタイヤを4輪ともクローラーに換装した雪上車で、東海・中京エリア初展示だ。同イベントは入園料のみで観覧・体験が可能となっている。
スポーツランドSUGO(宮城県)
ヤマハのホームコースで、FIA公認の国際レーシングコース(全長3737.5m、コーナー数13、ストレート長704.5m)を擁する東北随一のサーキット施設。国際コースのほかにも、モトクロス用のオフロードコースなども用意されている。ゴールデンウィーク期間中は、4月27日(土)・28日(日)に、スーパー耐久シリーズ第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」が開催。
スーパー耐久シリーズ第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」
開催期間:4月27日(土)・28日(日)
スーパー耐久シリーズは、最長で24時間レースが開催される、国内耐久レースの最高峰。2019シーズンは全6戦が開催の予定。設定されているクラスが多いことも特徴だ。日産「GT-R」やアウディ「R8」などのスーパーカーをベースにしたレーシングカー・GT3マシンが参戦できる「ST-X」から、トヨタ「ヴィッツ」やホンダ「フィット」などのコンパクトカーのレース仕様で参戦できる「ST-5」まで全8クラスがある。
第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」は、3時間のレースが2回行われるという、シリーズの中でも珍しい内容となっている。
ツインリンクもてぎ(栃木県)
栃木県芳賀郡茂木町にあるホンダのホームコースのひとつ。キャンプ場やホテル、アトラクション、森林エリアのアスレチック設備なども併設した複合サーキット施設。国内有数の2輪および4輪の旧車やレーシングカーを所蔵するホンダコレクションホールも同サーキットの1施設である。入場料金は大人(中学生以上)1,200円、子ども(小学生)600円、幼児(3歳~未就学児)300円。
4月27日(土)から5月6日(月・休)まで、GW期間中は「GWわくわくフェスタ 働くクルマ大集合!!」と「WEEKEND RUN」が開催される。「WEEKEND RUN」についてはこちら。
GWわくわくフェスタ 働くクルマ大集合!!
開催期間:4月27日(土)~5月6日(月・休)
GW期間中通して行われる展示・体験イベントだ。パトカーや消防車、救急車、ダンプカーやパワーショベル、トラックなどなど、働くクルマが約100台が集結し、国内最大級の規模となっている。「家族みんなで高所作業車リフトアップ体験」など、乗車体験イベントも用意されている。
また5月5日(日・祝)は1日限定で、街を守るクルマがさらに集結。栃木県警察本部交通部高速警察隊所属の初代「NSX」およびR35型「GT-R」のパトカー、陸上自衛隊の「軽装甲機動車」&「偵察用オートバイ」&「96式装輪装甲車」などを見られる。入場料金のみで見学・体験が可能だ。
WEEKEND RUN
開催期間:4月27日(土)~5月6日(月・休)
ホンダコレクションホールに所蔵されている貴重な旧車や旧型レーシングカーがデモ走行を行うイベントが「WEEKEND RUN」。同ホールでは旧車やレーシングカーの多くを動態保存しており、年に何回か走らせてコンディションを維持している。
その名の通り通常は週末のみの開催だが、GW期間中は毎日実施される。6月30日までは、ホンダ「N360」(1967年)と同「1300」(1969年)が走行する予定だ。バイクはホンダ「ドリーム CB750 FOUR」(1969年)と同「ホーク CB250T」(1977年)の2台が走行。
筑波サーキット(茨城県)
首都圏に最も近い中規模のサーキットとして長年親しまれているのが筑波サーキット。実際はつくば市ではなく、下妻市に位置する。コースはメインの「コース2000」、小規模な「コース1000」、「ジムカーナ場」の3種類で構成。関東圏のクラブミーティングの走行会などでよく利用されるほか、チューニングカーのタイムアタックなども頻繁に行われている。5月5日に「筑波サーキット・カーフェスティバル2019」が開催される。
筑波サーキット・カーフェスティバル 2019
開催日:5月5日(日)
通称「筑フェス(ツクフェス)」は、筑波サーキット最大級のクルマの祭典。ヒストリックカー・旧車から最新のスーパーカーまで、数々の名車を集めてデモランや展示が行われる。レースも行われ、「フェラーリカップ」や「ロードスターパーティーレース」などが開催の予定だ。
子どもの日の開催であることから、18歳未満はパドックにも無料で入場可能。レースの出場車両などのすぐそばまで近寄れる。18歳以上でも、スタンド観戦エリアからなら無料だ。
日本科学未来館(東京・お台場)
国立研究開発法人 科学技術振興機構が運営する、東京・お台場の先端科学を題材にした国内最大級の展示・体験施設。入館料(常設展示)は、大人(19歳以上)620円、18歳以下は210円。GW期間中は、企画展「工事中!立ち入り禁止!?重機の現場」が開催中だ。
工事中!立ち入り禁止!?重機の現場
期間:開催中~5月19日(日)
重機や建設などを題材にした展示・体験企画展。国産初の油圧ショベルのユンボ「Y-35」や、日立建機の最新機「四脚クローラ方式双腕型コンセプトマシン」まで、重機の実機を展示。また展示は、工事現場の作業工程に沿って展開する構成だ。作業内容や各工程で働くクルマについて順序立てて学べるのが特徴。
企画展の入場料は大人(19歳以上)が1,600円、小学生~18歳以下が1,000円、3歳~未就学児が500円だ。企画展の入場料で常設展示も観覧可能。イベント内容についての詳細は、別記事『日本初のユンボ「Y-35」やブルドーザーなど迫力満点な重機に圧倒【日本科学未来館「工事中!」】』をご覧いただきたい。
富士スピードウェイ(静岡県)
1966年オープンという歴史を有し、首都圏から最も近い国際格式のサーキット。かつてF1が開催されたことがあるほか、現在も国内外のさまざまなトップカテゴリーのレースが開催されている。ホテルやアトラクションなどを併設する複合施設として、2021年から生まれ変わることが発表済みだ(※2)。
5月3日(金)・4日(土)にスーパーGT第2戦「FUJI GT 500km RACE」が、翌5日(日)に「ADVAN オールフェアレディZミーティング in 富士スピードウェイ 2019」が開催される。「ADVAN オールフェアレディZミーティング in 富士スピードウェイ 2019」についてはこちら。
スーパーGT 第2戦「FUJI GT 500km RACE」
開催期間:5月3日(金)予選・4日(土)決勝
スーパーGTは日本発祥の国際格式のレースで、全日本クラスでは最も人気がある。2019年は全8戦が開催。上位のGT500クラスでは、レクサス(トヨタ)「LC500」、日産「GT-R」、ホンダ「NSX」の国内大手3メーカーのハイパフォーマンスカーが火花を散らす。そして下位のGT300クラスでは、国内外の多種多様なスーパーカーやGTカー、スポーツカーなどが混走する、世界でも例を見ないレースとなっている。
富士スピードウェイでは毎年GW期間中にスーパーGTのレースを開催しており、毎回5万人以上を動員している。今年も第2戦として5月3日・4日に開催され、しかも元号が令和に変わって初めての国内ビッグレースだ。同サーキットは首都圏からなら1時間半~2時間程度、また中京圏からでも足を延ばせる立地なのがポイント。5月6日まで休みの人なら慌てて帰る必要もなく、サーキット未経験という人でも比較的観戦しやすいレースといえる。観戦料金に関しては、同サーキット公式ページをご覧いただきたい。
ADVAN オールフェアレディZミーティング in 富士スピードウェイ 2019
開催日:5月5日(日)
日産「フェアレディZ」は、初代S30型が1969年10月に登場し、現在も6代目Z34型が発売中という50年の歴史を有するスポーツカー。同イベントは、そんな「フェアレディZ」歴代全車種を対象としたファンミーティングで、毎年富士スピードウェイにて子どもの日に開催されている。会場は同サーキット内の「CGパーク(P2)」。
今年のトークショーに参加予定の特別ゲストは、生誕50周年にふさわしいレジェンドたちがそろった。S30型のチーフデザイナーを務めた松尾良彦氏、全米Zカークラブ会長のクリストファー・V・カール氏、元レーシングドライバーで”Zの柳田”と呼ばれた柳田春人氏、S30型のL型エンジン・チューナーとして”神の手”と呼ばれる久保靖夫氏らが予定されている。
入場料は大人(18歳以上)1,000円、高校生700円、中学生以下無料。そのほかFISCOライセンス保持者およびFISCOクラブ会員は無料。